横森理香さんという方の、『横森式シンプル・シック』という本を図書館で借りてみました。
シンプルに、素敵に住まう方法がかかれていてとても良かったです。
お金の使い方について考えさせられました。
私は日本にいて、この国を、同じ日本人として憂えます。それは、現代日本人は、自身の価値観を持ちえない人があまりにも多い、ということです。私はそれを、「意識の制服指向」と呼んでいるのですが、日本を「世界一成功した社会主義国だ」と言う人もいます。どちらにせよ、「みんながそうするからそうする」「みんながしていることをしないのは人にあらず」、こんな価値観を持っている人が多すぎると私は思うのです。
人が生まれた目的は、「自分は何者であるか」「何をするために生れて来たか」、これを知ることだと私は思います。全体主義で「自分」を持ち得ない事は、それを果たさないまま、死んでゆくことではないでしょうか。人生の充足感とは、その「生れて来た意味」みたいなものを発見し、果たしてゆく事なのだと、二十一世紀を迎えた今、私には思えてならないのです。
(著者のあとがきより抜粋)
2002年に最初に出版された10年以上前の本ですが、現在の社会でも考えさせられる事だと思います。
シンプルに生きることは、自分が何が好きで、何が嫌いで、どう生きたいかなど、よーく考えていないと出来ない事だなと思いました。
毎日気に入った空間で、素敵に生きたいですね~
先日都知事選がありましたが、投票率46%って低いですね…
都民の半分以上の方が3年後、5年後がどうなろうとやっていけるお金持ちの方や、高齢者の方なのでしょうか?
歴史が好きで、塩野七生さんの『ローマ人の物語』など読んでいるのですが、歴史を見れば見るほど選挙権を放棄する気にはなれません。
余生短く社会に興味のない、または選挙に行けない寝たきりの高齢者を除いたとしても、せめて60%以上の投票率になると良いな。
期日前投票などもありますしね。
(私はいつも当日が暇だと分かっていても先に投票しちゃいます。空いていて楽なので)
(選挙は私には残念な結果でしたが
)