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原発は、基本的に地震対策、津波(竜巻、航空機衝突)、同時に両者の発生に対処する設計はされていない。

2011-03-26 02:51:05 | Weblog
米NRC委員長、福島原発から高レベル放射..|米で福島原発からのキセノン133測定値微.. ブログトップ

福島原発のMOX装荷が、米で見直し議論か  Japan lessons for TVA? [原子力だって] [編集]
 「懸念する科学者同盟」の原子力安全部長でTVAのBrowns Ferry 原発で働いたDave Lochbaumは、米国の原発は、巨大地震への防護と老朽化した核兵器からの(プルトニウムの)核燃料ブレンド転用の危険性を指摘した(16日timesfreepress.com)。

 原発は、基本的に地震対策、津波(竜巻、航空機衝突)対策はされている。しかし、同時に両者の発生に対処する設計はされていない。

 福島原発は、M9.0と津波を受けて、4基の原子炉は部分的なメルトダウンなどさまざまな状態にある。

 福島原発は、その兄弟型原発であるアラバマ州AthensにあるBrowns Ferry原発よりも強度の地震対策で設計されていた。両者は、General Electric Mark 1 沸騰型原子炉で同設計である。

 専門家は、日本の原子炉へのプルトニウムを混合した実験的な核燃料は、変化しやすく危険であるとする。TVAは、2010年にNRCに対して、Sequoyah原発とBrowns Ferry原発に2018年までにMOX燃料を装荷する認可を求めると発表した。

 MOX燃料は、コスト削減と消費者コスト削減であるとする。TVAによれば、燃料は、Duke Energyが作成を試みたが止めたものだという。

 「懸念する科学者同盟」のEd Lymanは、MOX燃料の使用は、MOXを装荷しない原発事故に比較して、大量の放射性ガスをもたらす重大事故を一般的に引き起こすと述べていた。

 こうした危険性は、とりわけ福島原発とBrowns Ferry原発にある。というのも、Mark 1型設計は、炉心メルトダウン事故で、閉じ込め欠陥の点で、特に脆弱であるとの研究結果が、SNL国研で明らかにされた。炉心メルトダウンにおけるMark1型原子炉の閉じ込めの不可能率は42%とする。

 さらに、MOX燃料のフル装荷の場合は、事故後のガン致死数は非MOX型の5倍となるとLymanは述べた。

 福島第一の三号基は、6%のMOX燃料装荷率でしかないのが、近隣住民に幸いしているという。しかし、炉心メルトダウンと格納容器損壊による重大事故の場合には、ガン致死率は、10%上昇する。

 TVAのGoldenは、MOXはコスト削減となるが、安全でないならば使わないという。Tennessee Sierra ClubのLouise Gorenfloは、日本の事例を十分検討すると述べた。

(福島原発は、原子炉寿命の延長をした上、MOX燃料を装荷したばかりの原発で注目されていた。ベルギー原発での装荷でその安全性が実証されていたのだが、反対派から早くも問題が指摘されはじめた。)


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