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横浜市の小学校近くで高い空間放射線量

2012-02-03 23:59:48 | Weblog

横浜市の小学校近くで高い空間放射線量 近く除染へ

産経新聞 2月3日(金)22時14分配信

 横浜市は3日、同市瀬谷区二ツ橋町の廃止された水路の跡地で、地上1センチの空間放射線量が、市の除染基準毎時0.59マイクロシーベルトを大きく上回る同6.85マイクロシーベルトを記録したと発表した。市は「非常に高い値で、福島第1原発によるものとみられる」とし、今後周辺の除染を行う。

 市は原因について「勾配(こうばい)があり雨水などがたまりやすく、放射性物質が蓄積したのでは」と分析している。

 現場は市立二つ橋小学校と民有地との間に挟まれた市有地。独自に調査した市民から2日に通報を受け、市が3日に調査した。市環境科学研究所で土壌の核種分析を行った結果、放射性セシウム134と137が1キロ当たり計6万2900ベクレル検出された。

 市は「現場はフェンスで仕切られ、人が立ち入れない場所」としているが、二つ橋小グラウンド内にコーン標識などで付近の立ち入り禁止措置を取った。二つ橋小グラウンドで空間放射線量を測定した結果は地上1センチで毎時0.08マイクロシーベルト、地上50センチで同0.21マイクロシーベルト。市の除染基準は地上50センチで同0.23マイクロシーベルトと近い値だが、市は「安全な線量」としている。

 市は今後、除染範囲などを専門家と協議し、周辺の堆積(たいせき)物を除去する。

 市の測定で、これまでの空間放射線量最高値は昨年12月、都筑区の鴨池公園にある「こどもログハウス」雨どい下の地上1センチの場所で検出された、毎時1.03マイクロシーベルトの放射線量だった。
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イラク戦争は誤りだったとイラク人男性

2012-02-03 23:05:46 | Weblog

記者の目:ウダイ氏の影武者が見たイラク=小倉孝保(外信部)

 ◇外国による独裁政権打倒は罪

 イラクのフセイン大統領(当時、06年12月死去)やその息子たちは、自分の身を守るために影武者を置いていた。その一人、大統領の長男、ウダイ氏(03年7月死去)の影武者だったラティフ・ヤヒヤさん(47)に話を聞く機会があった。イラク戦争が終わった今、「もう一人のウダイ」が語るのは、かつて仕えたウダイ氏の狂気と、外国が武力で独裁政権を倒すことの「罪」だった。

 ◇独房、整形、亡命 暴君に父殺され

 ヤヒヤさんは、自分の経験を基に製作された映画「デビルズ・ダブル-ある影武者の物語-」の日本公開(1月13日封切り)を前に来日した。私はウダイ氏本人に会ったことはないが、東京都内のホテルでヤヒヤさんと話したとき、イラク戦争開戦(03年3月)前のバグダッドで見た写真や映像のウダイ氏とよく似ていると思った。ヤヒヤさんの方が太ってみえるが、これは年を重ねたせいもあるだろう。

 バグダッドの裕福な家庭に生まれたヤヒヤさんは高校でウダイ氏と同級になり、周りから、「似ている」と驚かれた。大学を卒業しイラン・イラク戦争の従軍から帰った直後の87年、突然、ウダイ氏に呼び出され、影武者になるよう命じられた。

 断ったヤヒヤさんには独房(1メートル四方)が待っていた。高い天井に赤いランプがともっていたのを覚えている。そして1週間後、ウダイ氏から通告される。「(影武者を)拒否するなら、妹をここに呼ぶ」。妹がウダイ氏にもてあそばれると思い、影武者として生きることを決意したヤヒヤさんは、顔の細部を整形された。背丈は靴で調整した。当時、ウダイ氏の影武者はヤヒヤさんだけ。大統領には4人、次男のクサイ氏(03年7月死去)にも1人の影武者がいたという。

 影武者になって間近でみるウダイ氏の言動は狂気の沙汰だった。その様子は映画にも描かれているが、夜ごと宮殿に美女を招いてパーティーを開き、下校途中の女子高生を誘拐しては自宅に連れ帰った。気に入らないと銃を乱射。88年には大統領の側近までをも殺害している。

 「サダム(フセイン大統領)やクサイにも会ったが、彼らは自分のために働く人間には敬意を払い、あいさつも丁寧だった。だが、ウダイは気分屋で機嫌が悪いと周りを罰した。酒を楽しんでいると思えば、次の瞬間には、周りの者を拷問にかけた」

 もちろんウダイ氏に国民の不満は募った。このため影武者のヤヒヤさんも何度も命を狙われた。結局、ヤヒヤさんは、「暴君」との付き合いに疲れ、自分の人生を取り戻そうと91年、欧州に亡命。これに怒ったウダイ氏がヤヒヤさんの父を殺害したのは95年7月4日だった。

 ◇民衆の権利奪い まるで乗っ取り

 父をも奪われたヤヒヤさんがフセイン政権に憎しみを持つのは理解できる。だから、その政権を倒して「イラク人を解放」し、ウダイ氏を殺害した米国に感謝しているのかと言えば、欧米が思うほどことは単純ではない。「米国はイラク戦争(03~11年)で多数の市民を殺害し、難民を生み、アブグレイブ刑務所で蛮行(収容者虐待)を行った。その結果、(反米感情からテロが続発するなど)ウダイのような狂気の者を何百人も生んだ」。イラクに残る家族・親族の誰も、現在の生活が以前より幸福だとは実感できないという。

 ヤヒヤさんの言葉を通して見えるのは、独裁政権はその国民の手で倒されるべきだ、という考えである。たとえ国民を苦しめる独裁者であっても、外国が武力でそれを排除する場合、そこには外国の思惑が見え隠れし、それがひずみになって国民融和や新政権作りの障害となる。昨年、中東では「アラブの春」と呼ばれる民主化運動が起こり、民衆が独裁政権を倒した。「イラク人がチュニジアやエジプトの民衆よりも、弱くて劣っているとは思わない」。ヤヒヤさんは、イラク人が独裁政権を倒す権利を米国が奪ったと感じている。

 亡命後、ヤヒヤさんはアイルランド、ベルギーと移り住んだ。しかし今なお、国籍を取得できず、イラクのパスポートも持たない。日本には特別書類でやって来た。国籍のない不自由は常だが、イラクへ戻るつもりはない。

 「愛する祖国はすでにない。現在のイラクは(隣国イランが極端な影響力を行使するなど)『外国マフィア』に奪われてしまった」。最後まで、人生を狂わされた悲哀と、国を外国に「乗っ取られた」悔しさを語るかつての影武者。その言葉に、私は改めて、イラク戦争が誤りだったと確信した。

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東京都の猪瀬副知事が東京電力に大激怒

2012-02-03 22:36:50 | Weblog

猪瀬副知事が東電に激怒 電気料金値上げに応じず

テレビ朝日系(ANN) 2月3日(金)20時0分配信

 東京都の猪瀬副知事が東京電力に大激怒です。副社長を呼びつけ、値上げの前にもっと身を削るよう求めました。

 東京都・猪瀬副知事:「もっと身を削る姿勢を強く見せて頂きたい」
 東京電力・皷副社長:「できるだけ早く(検討したい)と思っております」
 都は料金の値上げを決めた東京電力に対し、根拠を示すよう求めていて、1日にその回答書が届きました。猪瀬副知事は3日午後、都庁に東京電力の副社長を呼び、「回答書は不十分だ」として、届いた回答書を副社長に突き返しました。さらに、企業年金の大幅な削減や関連会社の役員報酬も明らかにするよう求めました。

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