時事通信 11月14日(月)13時0分配信
電気事業連合会は14日、10月の原発設備利用率が前月比2.1ポイント低下の18.5%と、月別の記録が残る1977年4月以降で、初めて20%を割り込んだと発表した。低下は東京電力福島第1原発事故が発生した今年3月以来8カ月連続で、過去最低の更新は3カ月連続。10月の低下は、九州電力玄海4号機がトラブルで自動停止したことが主因。
全国54基の原発のうち、現在43基が停止。関西電力が大飯原発3号機のストレステスト(耐性評価)結果を原子力安全・保安院に提出するなど、再稼働に向けた手続きは始まったものの、最終的に地元の合意が得られるかは不透明だ。11月も関電の2基が定期検査で停止する見通しで、今後も原発利用率の低下は続きそうだ。
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