部室で歌うのが気持ちいい

夜はひんやりしてきて気持ちが良いけれど、朝はちょっと寒い。世界で一番好きな場所はどこと寝起きの筆者が問われたならば迷わず布団の中と答えそうな季節になってまいりました。秋は深まります。医大生・たきいです。



大学に入ってからあまり歌わなくなった気がする。いや、ここでは車を出さねばカラオケに行けないという大学所在地の田舎っぷりについて言及するわけではない。あくまでも個人の習慣についての話。

新しい部室の居心地がよいのでついつい鼻歌を響かせるだけに留まらず、これは熱唱の域に近い。いい場所を見つけた。ところで実家にいるまではよく風呂場で歌っていた。それもほぼ毎日。どうして湯船で歌うのはあんなに気持ちがよいのだろう。

ならば大学生活の中でも風呂場で歌えばいいじゃないかと言われそうだが、住んでいる寮は共同の大浴場である。ここだけの話、他に人がいないときには鼻歌まじりに体を洗っている。でも、混んでいるときに大声で歌ってしまった日には、あいつは頭がいってしまったかと噂が立って、翌日から学校に行きにくくなってしまうに違いない。実に居心地のよい寮ではある。ただ、風呂場で歌えないのは大いなる欠陥なのだ。

高校生ぐらいのときにお隣さんから「お風呂場でよく歌ってるわよねー」と言われたわと母親に教えてもらって恥ずかしかったのを急に思い出した。

誰かに聞かれているものなのだ。
あ、部室の窓も開いていた模様。





（学園祭が終わるまで勉学に身が入らない気がしている人（笑））