ハンニチバナ科、Cistaceae、ハリミウム属、地中海沿岸西部地域原産、ヨーロッパ、北アフリカ、西アジアに分布、
学名:Halimium commutatum、
英名:Yellow Rockrose、Coast Rockrose、葡名:Erva-sargacinha、
2009年6月、2015年6月13日、2016年7月13日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、
ハリミウム・コムタツム Halimium commutatum の花。表示名は学名の音読み。
草丈は50cmほど。花の直径は1,5cmほど。
石灰岩の岩場に。
1500m級の山岳地帯で。
大株、小株で群生している。
後ろのピンクはエリカ・ウンベラタ Erica umbellata。
沢山の蕾が待機している。
花色は明るいレモンイエローで色の変化はない。
ハリミウム・コムタツム Halimium commutatum でした。
©2017 MUZVIT
(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ語の halimion(=ある種の海浜植物名)を語源としている。種小名は「交換した、変じた」の意。
ハリミウム・コンミュタータムは、ハンニチバナ科の常緑樹である。概して、原産地の項に記した地の沿岸地帯で、日当たりの良い岩場や草原等に自生する。樹高は50~100㎝程度となる。若茎は赤味を帯びている。葉は灰緑色の狭楕円形で、縁部はほぼ全縁、先端部は幾分尖るか鈍頭となり、基部では葉柄状と化し茎に対生する。6月頃、茎上部に円錐花序を出し、蕾時には橙色で開花すると径1,5~3㎝程度で黄花の5弁花をつける。花後には楕円形で冠毛を持った蒴果をつける。別のページにハリミウム・ハリミフォリウムを掲載しているが、同種の場合は、花底に赤褐色の模様が入るが、本種の場合その模様は無く黄色一色と言うことになる。(GKZ植物事典より)
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