マメ科、Fabaceae、ソラマメ(ヴィキア)属、オリエントから地中海沿岸地域原産、
学名:Vicia sativa、
和名:ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)、カラスノエンドウ(烏野豌豆)、
英名:Common Vetch、Garden Vetch、Tare Vetch、Black-pod Vetch、Subterranean Vetch、
葡名:Ervilhaca-comun、Ervilhaca-vulgar、Ervilhaca-mansa、
2018 年 5 月 3 日、5 日、10 日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、15 日、アレンテージョ地方で撮影、
ヴィキア・サティヴァ Vicia sativa の花。表示名は学名の音読み。秋に発芽し、春になると高さ 60 - 150 cmに達する。茎には巻きひげがあり、近くのものに絡みつくこともあるが大体は直立する。茎は全体に毛があり四角柱状。
花期は 3 - 6 月でエンドウに似た小型の紅紫色の花を付ける。
豆果は熟すると黒くなって晴天の日に裂け、種子を激しく弾き飛ばす。
ヴィキア・サティヴァ Vicia sativa でした。
©2018 MUZVIT
(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は、ラテン語の「巻き付く(vincire)」に由来している。種小名は「栽培された」の意。
ヴィキア・サティヴァはマメ科の1年草である。茎は4稜を持ち、疎らに細毛がつき、草丈は最大で2m程度にも及ぶ。葉は全部で12~14枚程度の小葉となる、葉の先端部は巻きひげとなっていることが多い。小葉の先端部は、刺状突起となる。花は、4~5月頃開花し、花色は紅紫色、花形は蝶形花、花の径は1~3㎝程度。花後の果実は長さ6~7㎝程度の莢果で、黒色~茶褐色に熟す。本種は、新石器時代の遺跡からは炭化遺跡の発見により、本種が人間の食べ物の一種であったと推測されている。本種は、本来的には、ユーラシア大陸が原産地であるが、オーストラリア大陸では、西部地域の沿海地に帰化状態にある。(GKZ植物事典より)
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