The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ラミウム・アンプレキシカウレ Lamium amplexicaule

2022-10-22 10:09:07 | ポルトガルの野の花

シソ科Lamiaceae、オドリコソウ属、1年草、または越年草、アジアやヨーロッパ、アフリカなどに広く分布、

学名:Lamium amplexicaule、

和名:ホトケノザ(仏の座)、サンガイグサ(三階草)、カスミソウ、ホトケノツヅレ、

英名:Henbit Deadnettle、葡名:Lãmio、Chuchapitos、

2011年2月12日、2015年2月12日、2016年2月15日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、

2018年6月20日、ベイラ地方で撮影、

 

成長した際の高さは10 - 30cm。四角断面の茎は柔らかく、下部で枝分かれして、先は直立する。

 

別名のサンガイグサ(三階草)は、茎が段々につくことから。葉は対生で、縁に鈍い鋸歯があり、下部では葉枝を持つ円形、上部では葉枝はなく茎を抱く。花期はポルトガルでは2月、日本では3 - 6月、上部の葉脇に長さ2cmほどの紫で唇形状の花をつける。

 

つぼみのままで結実する閉鎖花が混じることが多い。白い花をつけるものもあり、シロバナホトケノザ(f. albiflorum)と呼ばれる。日本では、北海道以外の本州、四国、九州、沖縄に自生する。

 

道端や田畑の畦などによく見られる雑草である。子供が花びらを抜き取り、それを吸って蜜を味わって遊ぶことがある。

 

春の七草の一つに「ほとけのざ」があるが、これは本種のことではなく、標準和名をコオニタビラコというキク科の草である。ところが、このためにこの種を七草の「ほとけのざ」であると誤解されている場合がある。本種は食用ではないため、注意を要する。(Wikipediaより)

©2022 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、上部の対生する葉が仏の円座に似ていることから。属名はラテン語で「イラクサのような植物」の意。種小名は「抱茎の」の意。

ホトケノザはシソ科の多年草である。細い茎は下部で枝分かれし、草丈20~30㎝になる。葉は対生し、円形か半円形。茎の下部につく葉は長い柄を持つが、上部の葉には柄がない。早春に淡紫色から紅紫色の細かい筒型の花を見せる。 (GKZ植物事典より) 

 

 

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