ユリ科、Liliaceae、アマナ(チューリップ)属、地中海沿岸地域~中央アジア原産、
学名:Tulipa sylvestris australis、
英名:Florentine Tulip、Wild Tulip、Woodland Tulip、葡名:Tulipa-brava、
2014年3月28日、2016年2月25日、29日、2020年2月27日、2021年3月3日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
チューリッパ・シルヴェストリス・アウストラリス Tulipa sylvestris australis の花。
調べてみたら、野生のチューリップ。トルコあたりにしか無いと思っていたら、こんな身近にあった。
チューリップらしい姿。でもかなり小さくて細い。直径3センチほど、草丈は20センチほど。
一緒に咲いているピンクの花はラン科のオルキス・アルビエンシス。
チューリッパ・シルヴェストリス・アウストラリス Tulipa sylvestris australis でした。
©2021 MUZVIT
(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名はペルシャ語の tulipan(=ターバン)を語源としている。種小名は「森の中の、野生の」の意。亜種名は「南方の」の意。
トゥーリパ・シルヴェストリス・アウストラリスは、ユリ科の多年草である。本種は、原産地の項に記した地で日当たりの良い岩礫質な土壌に自生の見られる野草である。地下に球根を持ち、2個の葉を根出する。草丈は、10~40㎝程度となる。葉は線形~狭剣形で、花茎よりも短く、概して外方に弧を描き湾曲する。4~6月頃、花茎を立ち上げ、径2~3㎝程度の花をつける。花茎は概して赤味を帯びている。花は黄花の漏斗形で、花被片6個となる。花被片の先端部は爪紅となるか、花被片中央部に赤色の条線模様が入ることが多い。花被片の外側は赤褐色となる。(GKZ植物事典より)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます