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The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ネペタ・トゥベロサ Nepeta tuberosa

2022-12-09 10:14:01 | ポルトガルの野の花

  

シソ科、Lamiaceae、イヌハッカ(ネペタ)属、シシリア、イベリア半島原産、多年草、

学名:Nepeta tuberosa、

英名:Catmint、 葡名:Nepeta tuberosa、

2014年6月3日、2015年5月6日、2016年6月2日、2021年5月13日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ネペタ・トゥベロサ Nepeta tuberose の花。

 

花期は4月から5月。

 

花穂は20センチほど。草丈は30センチから60センチほどになる。山道の沿道に群生。

石や岩などの多い場所を好む。

 

種小名の tuberosa はラテン語の tuberous=塊茎のある、の意。葉は8センチほどで、柔らかい。

 

ネペタ・トゥベロサ Nepeta tuberosa でした。

©2022 MUZVIT

 

 

 

 

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ダチュラ・ストラモニウム Datura stramonium

2022-12-08 10:10:09 | ポルトガルの野の花

ナス科、Solanaceae、チョウセンアサガオ属、の1年草、世界の温帯から熱帯に分布、

学名:Datura stramonium、

和名:シロバナヨウシュチョウセンアサガオ(白花洋種朝鮮朝顔)、

英名:Jimson Weed、Devil’s Trumpet(悪魔のトランペット)、Davil's Snare、Datura、Hell's Bells、Devil's Weed、Jamestown Weed、Stinkweed、Locoweed、Pricklyberr,、Devil's cucumber、

葡名:Figueira-do-diabo(悪魔のイチジク)Trombeta、Trombeteira、Estramónio、Figueira-do-demo、Figueira-do-inferno、Figueira brava、Zabumba、

2014年7月7日、7月31日、2016年9月21日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2016年9月25日、ベイラ地方で撮影、

 

ダチュラ・ストラモニウム Datura stramonium の花。午前中は少し開いている花も午後には殆ど閉じてしまう。沿道脇や造成地の盛り土などに生育しているのをよく見かける。畑の休耕地に群生。

 

 

荒地にぽつりぽつりと大株で。

 

 

 

小さな株にも花と果実が。

 

閉じた花はカザグルマのよう。ダチュラ・ストラモニウム Datura stramonium でした。 

 

©2022  MUZVIT

 

 

 

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二コチアナ・グラウカ  Nicotiana glauca

2022-12-07 09:38:27 | ポルトガルの野の花

ナス科、Solanaceae、タバコ属、南アメリカ原産の常緑多年生潅木、

学名:Nicotiana glauca、

和名:キダチタバコ(木立煙草)、別名:カラシダネ、

英名:Tree Tobacco、Musterd Tree、Wild Tobaco、

葡名:Charuteira、Charuto-do-rei、Tabaco-arbóreo、

2010年9月、2015年12月23日、ポルトガル、アルガルベ地方で、2014年7月17日、2015年7月25日、2017年9月7日、2018年5月19日、2021年5月11日、コスタ・アズール地方で撮影、

 

二コチアナ・グラウカ Nicotiana glauca の花。花の長さは4cmほど。タバコ Nicotiana tabacum の種類ではなく、別種である。

 

 

 

タバコとは異なり、葉や茎に柔毛が無い。成長すると高さ2メートルほどにもなる。英語で mustard tree と呼ぶことがあるが、この名は普通はサルバドル・ペルシカ Salvadora persica を意味する。キダチタバコの原産地は南アメリカだが、今ではアメリカ合衆国南西部の道路脇でもよく見られるし、ポルトガルの沿道などでも時々見かける。

 

インディオは薬草や喫煙用に使っている。バイオ燃料としての利用も検討されているとか。(Wikipediaより)

 

大西洋を望む日当たりの良い港の崖上に自生していた。二コチアナ・グラウカ  Nicotiana glauca でした。   

©2022  MUZVIT

 

 

 

 

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ケンタウレア・メリテンシス Centaurea melitensis

2022-12-05 10:00:56 | ポルトガルの野の花

 

キク科、Asteraceae、アザミ亜科、ヤグルマギク属、地中海沿岸地域原産、

学名:Centaurea melitensis、

英名:Maltese Star-thistle、米名:Tocalote、Tocolote、

葡名:Beija-mão、Cardo-beija-na-mão、Centaúrea-de-malta、

2014年6月12日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、

 

ケンタウレア・メリテンシス Centaurea melitensis の花。

 

レモン・イエローに輝く ケンタウレア・メリテンシス Centaurea melitensis の花。

 

あまり多くは見かけない花。この場所では1株だけ。他の場所でもまた1株、といった具合。

 

葉は直線状で互生、または細長い楕円形で、滑らか。草原、道路脇、牧場、森林等に自生。直径2センチほどの小さな花。草丈は2メートル程にも達する。種小名の melitensis は「蜜蜂の好む」の意。

 

イベリア半島でもっとも古い 巨石文化時代の遺跡に自生していた。ケンタウレア・メリテンシス Centaurea melitensis でした。 

©2022  MUZVIT

 

 

 

 

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ピスタシア・レンチスクス  Pistacia lentiscus

2022-12-03 10:24:34 | ポルトガルの野の花

ウルシ科、Anacardiaceae、カイノキ(ピスタシア)属、地中海沿岸地域原産、常緑低潅木、

学名:Pistacia lentiscus、

和名:ピスタチオ、英名:Mastic Tree、

葡名: Aroeira、Alfostigueiro、Almessigeira、Árvore-do-mástique、Darmacho、Daro、Daroeira、Lentisco、Lentisco-verdadeiro、Moita-do-dro

2014年3月28日、9月7日、11月2日、2015年1月9日、8月19日、12月12日、2016年3月8日、9月17日、2017年9月7日、2018年5月6日、2021年3月9日、26日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ピスタシア・レンチスクスの花。樹高は2メートルほどにも。

 

山の麓や潮風のあたる平原などに自生。

 

 この幹を傷つけると樹液が出てくる、その樹脂には香気があり、古代には歯磨きチューインガムとして使われていたとか。

 

ピスタシア・レンチスクス Pistacia lentiscus の実。実の大きさは直径5ミリほど。

 

ピスタシア・レンチスクス Pistacia lentiscus でした。

©2022   MUZVIT

 

 

 

 

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カラミンサ・ネペタ Calamintha nepeta

2022-12-02 10:21:30 | ポルトガルの野の花

シソ科、Lamiaceae、カラミンサ属、ヨーロッパ、地中海沿岸~西アジア原産、

学名:Calamintha nepeta、  

英名:Lesser Calamint、

葡名:Nêveda、Calaminta、Erva-das-azeitonas、Calaminta-das-montanhas、Néfeta、Néveda-major、

2012年11月14日、2015年11月24日、12月12日、2016年11月22日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2014年10月26日、2016年11月17日、2020年5月26日、アレンテージョ地方で、2016年9月25日、バイラーダ地方で撮影、

 

カラミンサ・ネペタ Calamintha nepeta の花。

 

 

 

水はけの良い、赤土を好む。ミントの葉は香りが強い。生葉をポットに詰め込み、砂糖を入れ、熱湯を注ぐとモロッコ名物のミントティができる。

 

 

 

カラミンサ・ネペタ Calamintha nepeta でした。

©2022  MUZVIT

 

 

 

 

 

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ユーフォルビア・パラリアス Euphorbia paralias

2022-11-30 11:40:28 | ポルトガルの野の花

トウダイグサ科、Euphorbiaceae、トウダイグサ属 、地中海沿岸地域原産の多年草、ヨーロッパ、北アフリカ、西アジアに分布、

学名:Euphorbia paralias、

和名:ユーフォルビア・パラリアス、英名:Sea Spurge、葡名:Morganera-das-playas、

2014年7月3日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ユーフォルビア・パラリアス Euphorbia paralias の花。茎頂の散形花序に黄緑色の花。花の直径は1cm未満。多肉質で無毛の多年草。

 

切ると有毒のユーフォルビンを含む白い乳液が出る。

 

葉は卵形で茎に密生する。

 

草丈は20~50cmほど。強い潮風を受け、大西洋の水平線をバックに。

 

海水浴場付近などの砂地に群生するユーフォルビア・パラリアス Euphorbia paralias でした。

©2022  MUZVIT

 

 

 

 

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カルタムス・ラナトゥス Carthamus lanatus

2022-11-29 10:13:29 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、カルタムス属、地中海沿岸地域原産の1年草、

学名:Carthamus lanatus、

和名:アレチベニバナ(荒地紅花)、

英名:Distaff Thistle、Woolly Distaff Thistle、Wooly Dwwarf Thistle、Downy Sunflower、Saffron Thistle、

葡名:Cardo-beija-mão、Cardo-cristo、Cardo-sanguinho、Cártamo-lanoso、

2014年6月10日、2015年7月19日、25日、2020年6月17日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ポルトガルの乾燥した草原や岩場に生育。花の直径は2cmほど。

 

草丈は30~70cm。田舎道の沿道に咲くカルタムス・ラナトゥス Carthamus lanatus 。

 

 

 

 

 

大西洋を望む岸壁上に咲くカルタムス・ラナトゥス Carthamus lanatus でした。

©2022  MUZVIT

 

 

 

 

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エリンギウム・ディラタトゥム Eryngium dilatatum

2022-11-28 10:33:23 | ポルトガルの野の花

セリ科、Apiaceae、ヒゴタイサイコ(エリンギウム)属、地中海沿岸地域原産、

学名:Eryngium dilatatum、別名:Eryngium bourgatii、Eryngium amethystinum、

英名:Mediterranean Sea Holly、Panical Blau、Amethyst Eryngo、Italian Eryngo、Amethyst Sea Holly、Sea Holly Perennial、

葡名:Cardo-azul、Cardinho-azul、

2014年6月3日、23日、2015年5月6日、6月23日、7月5日、2017年6月9日、2020年6月25日、7月31日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

エリンギウム・ディラタトゥム Eryngium dilatatum の花。草丈は50cmほど。花の直径は3cmほど。エリンギウム・マリティマムが砂地に生育しているのに対しこれは石灰岩の岩場と赤土に自生しているのをよく見る。

 

薄色に咲き始めだんだん濃くなる。

 

小さな株でもたくさんの花を付けている。

 

 

 

鋭い棘に覆われたエリンギウム・ディラタトゥム Eryngium dilatatum でした。

©2022  MUZVIT

 

 

 

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アステリスクス・アクアティクス Asteriscus aquaticus

2022-11-27 10:42:02 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、アステリスクス属、地中海沿岸地域原産、1~2年草、

学名:Asteriscus aquaticus、

英名:Aster Golden Star、Golden Starwort、Seaside Ox-eye Daisy、

葡名:Asterisco-de-água、Pampilho-aqutico、Pampilho-água、

2014年5月4日、6月12日、2015年5月5日、2016年6月5日、9日、2017年5月21日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

アステリスクス・アクアティクス Asteriscus aquaticus の花。花の直径は 2cm ほど。

 

 

海に近い岩場や崖に群生。

 

草丈は 10~20cm ほど。

 

岩の間の石ころが流れてくるところにも。

 

アステリスクス・アクアティクス Asteriscus aquaticus でした。 

©2022  MUZVIT

 

 

 

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エピロビウム・ヒルスツゥム Epilobium hirsutum

2022-11-25 09:53:08 | ポルトガルの野の花

アカバナ科、Onagraceae、アカバナ(エピロビウム)属、多年草、

ユーラシア大陸~アフリカ北部に広く分布するが、絶滅危惧種とされているらしい。

学名:Epilobium hirsutum、

和名:オオアカバナ(大赤花)、

英名:Harig Wilgenroosje、Great Willowherb、Cherry Pie、Great Willowherb、Great Hairy Willowherb、Hairy Willowheb、Codlins and Cream、

葡名:Epilóbio-eriçado、Epilóbio-de-flor-miúda、Epilóbio-erioçado、Erba-dos-estolhos、

2014年7月30日、2015年7月25日、8月1日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年8月1日、アレンテージョ地方で撮影、

 

エピロビウム・ヒルスツゥム Epilobium hirsutum の花。10年も前に写真を撮っているが、その後、なかなか出会えなかった花で、セトゥーバル周辺でもあまり見かけない。

 

十文字のめしべが特徴的。草丈は70~100cmほど。花の直径は1,5cmほど。あまり見かけないけれど、あれば大株で自生していることが多い。

 

写真の右に写っているように、長いさやが弾けて種を四方に飛ばした後の姿。

 

畑の脇や水路の付近など水分の多いところに自生。

 

緑の中に明るいピンクが映えるエピロビウム・ヒルスツゥム Epilobium hirsutum でした。

©2022  MUZVIT

 

 

 

 

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パンクラチウム・マリティムン Pancratium maritimum

2022-11-24 09:57:26 | ポルトガルの野の花

ヒガンバナ科、Amaryllidaceae、パンクラチウム属、地中海沿岸地域原産の多年草、

学名:Pancratium maritimum、

英名:Sea Daffodil、Sea Lily、Sand Daffodil、Sand Lily、Lily of St. Nicholas、Borthern Marsh Orchid、

葡名:Cebola-das-gaivotas、Cebola-do-mar、Lilio-das-areias、Narcisso-das-areias、

2014年7月7日、2017年6月16日(花)、2014年10月10日(種子)、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

パンクラチウム・マリティムン Pancratium maritimum の花。

 

草丈は30cmほど。

 

 

 

ビーチから少し入ったところにも大株でぽつりぽつりと。強い太陽に照らされて白い花も黒い花影を作る。

 

10月ごろ、ビーチではずしりと重たい実が弾けて、周りに落ちていた。ビーチに咲くパンクラチウム・マリティムン Pancratium maritimum でした。 

©2022  MUZVIT

 

 

 

 

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ジェナリア・ディフィラ Gennaria diphylla

2022-11-23 10:32:06 | ポルトガルの野の花

 

ラン科、Orchidaceae、ジェナリア属、地中海西部沿岸地域原産の多年草、

学名:Gennaria diphylla、異名:Coeloglossum diphyllum、habenaria cordata、

英名:Twe-leaved Gennaria、Twin-leaved Scrub Orchid、葡名:Genária、

2014年3月17日、2015年2月5日、2016年1月19日、2月1日、22日、25日、2020年2月22日、27日、2021年2月14日、3月3日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ジェナリア・ディフィラ  Gennaria diphylla の花。1800年にポルトガルのセトゥーバルで発見されて、世界で最初に記述された。

 

花の直径は5ミリほど。花の色は黄緑色。草丈は15cmほど。葉は心形で2個。

 

花期は2~5月。

 

ポルトガルの道路脇の斜面などに自生。

 

群生していても目立たない地味な花。松の根元で群生して咲くジェナリア・ディフィラ  Gennaria diphylla でした。 

©2022  MUZVIT

 

 

 

 

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アキレア・マリティマ Achillea maritima

2022-11-22 09:55:32 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、ノコギリソウ(アキレア)属、地中海沿岸地域原産の多年草、

学名:Achillea maritima、

英名:Cottonweed、葡名:Cordeiros-da-praia、Atnásia-maritima、

2014年7月3日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

 アキレア・マリティマ Achillea maritima の花。

 

青い空に映える。海水浴場付近の砂地に自生。

 

白い砂に銀色の植物。

 

 

 

砂浜に自生するアキレア・マリティマ Achillea maritima でした。

©2022  MUZVIT

 

 

 

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アトラクチリス・グミフェラ Atractylis gummifera

2022-11-21 10:46:40 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、(ウラボシ科)、アザミ亜科、アトラクチリス属、地中海沿岸地域原産、

学名:Atractylis gummifera、

和名:カーリーナー・グミフェラ、

英名:Distaff Thistle、Stemless Atractylis、Pine Thistle、葡名:Cardo-do-visco、

2010年9月19日、2014年9月8日、2015年8月19日、26日、2016年8月28日、9月17日、2017年9月7日、2020年9月28日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

硬い赤土に花開くアザミ。とげとげの葉はカラカラに干からびている。すっかり枯れてしまった葉の上に花が咲く。直径6センチほどの花、高さ4センチほどだが、茎は全然なく、枯れた葉の上にごろんと咲く。

 

有毒。誤って食べたら、吐き気、嘔吐、上腹部で腹部の痛み、下痢、不安、頭痛と痙攣(しばしば昏睡が続く)のような症状が出る。

 

 この個体はまだ葉に緑がわずかに残っていた。

 

この花はすごく変わっている。綿毛が先にできて、その中から蕾が出てくる。

 

かなり咲き始めた状態。

 

右が咲き始めた花で、左が咲ききった状態。とても変な花、アトラクチリス・グミフェラ Atractylis gummifera でした。 

©2022  MUZVIT

 

 

 

 

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