山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

大雨前に屋根を塗り替える

2017-06-20 21:11:44 | 屋外作業
 梅雨前に母屋のトタン屋根をペンキで塗り直したいと準備はしてきた。
 コールタールがこびりついたトタンだったので塗料が余計いる。
 ただし、トタンの亀釘が浮き上がっている箇所もあったので、亀釘を買いに行くが売ってなかったり、量が足らなくてまたまた買いに行ったりした。

                                            
 さらに、屋根のごみを除去しながらの作業もバカにできない。
 平屋とはいえ、古民家は今の住宅の2階近くの高さがあるので、危険が伴う。
 場所によってはロープを伸ばしてハーケンを着たこともある。


 ペンキを塗る前にやるべきことが多いことがわかった。
 しかも、天気次第でやるかどうかを決めていく。
 雨が降るとせっかくのペンキが台無しになってしまう。

                        
 ペンキが付いた手でついいろいろな場所を触ると、ペンキが付いてしまう。
 デジカメもペンキで汚れてしまった。
 もちろん、地下足袋も上下の衣服も軍手もペンキで間違いなく汚れる。

 
 「ペンキ塗りを手伝うよ」と言ってくれるありがたい申し出もあったが、そうしたリスクがけっこう大きい。
 そんななかで、母屋のペンキ塗りは終了できた。
 畑作業とか天気や体力の状況とかの合間をぬって少しづつ続けてきたことで、なんとか大雨の前に終了できたことにホッとする。


 あとは、となりの倉庫の屋根をいつまでにやるかだ。
 できれば、木部の部分も黒で塗りたいが手間がかかりそうだ。
 なんとか年内に全てを終わらせたい。 
 
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知人の空家2軒あり

2017-06-19 23:29:27 | できごと・事件
 知り合い二人が引っ越したため、残念ながら空家2軒が生まれてしまった。
 地方のどこでも起きている過疎は浜松市春野町に暮らす我が周辺でも例外ではなかった。
 偶然ながら2軒ともやや隣接している。

 1軒目の家は、柿の木をくぐった所に玄関がある。
 夫は農協職員を長らくやってきた実直な人で、妻は花作りが上手で几帳面な人だった。
 高齢の夫婦は都会に住む息子夫婦と同居することになって一昨年引っ越したばかり。

                     
 裏側から見た家だが、家の中は感心するほどにじつにきれいに整備されている。
 倉庫も畑も駐車スペースもある。
 春には植木や草花が一斉に開花する庭が美しい。
 夏は家族で利用できる川遊びスペースもあり、穴場スポットでもある。

   
 2軒目の家は、数年前にご主人が亡くなり、高齢の奥さんが一人住まいしていたが、今年の春に娘の家の近くに引っ越していった。
 外観はくたびれているがご主人がハンドメイドが好きだったこともあり、家の中は丁寧にリフォームされている。
 賃貸でも可能という。
 
   
 家の前の畑はきれいに草取りされている。
 畑の隣には近くの地主が所有する放置された茶畑があるが、申し入れば喜んで貸してくれる。
 
 2軒とも国道に隣接しているが喧騒はない。
 また、天竜川上流の澄んだ川がすぐそばを流れ、里山が借景となっている。
 鮎はうまいと評判があり、釣り好きの人にはたまらない自然豊かな場所だ。
 不動産屋が介在していないので数百万円くらいの超格安物件。
 興味ある方はオイラに連絡を。
                
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新しい森を拓く意志の高さ

2017-06-18 20:29:03 | 旅行・散策
 天竜春野町砂川周辺の森林散策会に参加する。
 陶芸家の吉田さんが呼びかけて8000坪の針葉樹の森を広葉樹と交流の森にしていく取り組み現場を初めて見る。
 切り拓かれた森には古代に使われていたであろう葦の舟も展示されていた。

   
                                
 杉を伐った跡地に木彫作家の木下さんの作品が違和感なくあちこち置かれていた。
 夜には木製の常夜灯になるのだろうか。
 また、土壌改良の炭を作るための炭焼き窯も作られていた。
 66歳の吉田さんの夢は着々と形になってきている。

                                 
 その夢はフェイスブックでつながったネットワークで実現してきたものだという。
 針葉樹を切り開いた地面のあちこちには若い広葉樹が植えられていた。
 その根元にはここで作られた炭がまかれていた。

   
 またその近くには、木立に囲まれたコンサート会場も作られていた。
 「春野人めぐり」の主宰者でもある吉田さんが培ってきた人的つながりが新たな世界を拓いたということだ。
 それに比べてオイラの行動力の小ささが痛感されてしまった。

                        
 この森の近くにオープンしたペット複合施設「DCキャッスル」を見学する。
 Uターンした地元の方が、ペットの宿泊・慰霊碑・交流・ドッグランできる多様な場となっている。
 森の中に突然立派な施設ができているのが頼もしい。

  
                             
 食事やドリンクもできるのが嬉しい。
 ただ、ムラの中心地でも食事場所が稀なのに、こんな山奥で採算が取れるのだろうかがとても心配になる。
 
 この二つの施設をつなぐ東海自然歩道のアップダウンに汗だくになりながら、新宮池で解散となる。
 参加者は50人弱だったがその呼びかけは、塩の駅「天狗の親子」の杉山さんの尽力が大きい。


    
 
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父の日のうなぎ、母は梅仕事

2017-06-17 21:59:06 | 特産品・モノ
 父の日のきょう、川崎に住む娘からウナギが贈られてきた。
 ウナギはなんと浜名湖産のウナギだった。
 天竜川の伏流水を利用して育てたうなぎだから、ひょっとしてわが山里の川の一滴がかかわっているかもしれない。

 さっそく、夕飯は久しぶりのウナギとなる。
 タレだけでも飯が食える。
 そういえば、自分の親にはこうした贈り物をしないまま来てしまった。
 ありがたい日となった。

                           
 きのう(8人)・きょう(4人)と尾上邸の庭で梅もぎをする。
 昨年は収穫が少なかったけれど今年は十分ナリ年だった。
 和宮様の過酷な梅仕事が開始している。

     
 台所は梅があちこち置かれて歩くのも配慮が必要だ。
 今年は梅肉エキスをたくさん作りたいという。
 それにはアメリカ製のフードプロセッサー「クイジナート」でないと効率が悪いという。
 日本製は機能が多くてマイルド過ぎるという。
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雨が欲しい

2017-06-16 21:59:31 | 出会い・近隣
 先日集落で草刈りとともにアジサイやハナトラノオを植えたが、雨がしばらく降らないので元気がない。
 そのため枯れてしまった「実績」は少なくない。

                          
 2年ほど前に植えて育ったアジサイもさすがに息絶え絶えの状態だ。
 せっかく集落独自で取り組んだ植栽なので成功させたい。
 ということで、とにもかくにも水をかけることにする。


 以前植えたトキワマンサク20本はなにもしなかったため全滅だった。
 地元の植木の様子をみんなで共有しないといけない。
 言われたことしかやらないのは本物にはならないのだ。

                           
                           
 やる以上は成功させること、それがスタートなのだ。
 それまでは腹を据えて取り組まなければならない。
 以前植えたドウダンツツジやハナトラノオは今のところ順調に育ってきている。

 それを確信にしてまずは水だ。
 小さな行動を大切にすることから物事は始まる。                               
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たまげたぁー、スズメバチの巣

2017-06-15 20:57:35 | 生き物
 先日屋根裏の掃除をした際に、初めて巨大なスズメバチの巣に近づいた。
 亀の甲羅のような形で縦の長さが80cmはあったように思う。
 2年前に蜂の出入りがあり、巣があるのはわかっていたがこれほど巨大だったとは思わなかった。

                              
 今では空き家になっているらしく、飛んでいるスズメバチはいなかった。
 それを確認してから正面から見てみると形がかっこいい。
 まるで芸術作品のようだ。

     
 懐中電灯で一番奥を照らし出すともう一ヶ所にも巣があるのを発見。
 バスケットボールくらいの大きさと50cmくらいの球体の二つがあった。
 いずれも空き家のようでホッとする。
 さて、この巣はどうしたらいいのだろうか。
       
 
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ジャガイモの収穫始まる

2017-06-14 20:05:12 | 農作業・野菜
 気圧の変化に敏感な「気象病」に悩まされている和宮様だったが、一念発起でジャガイモを収穫した。
 今年はジャガイモを少なめに植え付けたが、きょうは初めて植えてみた「キタカムイ」を収穫。
 土壌がいいとは言えない畝だったが、立派な大きさに育っていた。
 ちなみに、きょうの昼食と夕飯は近所からいただいたジャガイモを蒸かして食べたばかりなのだ。

                             
 昨年収穫した「ダンシャク」「メークイーン」の残りも植え付けていたが、それも無事収穫できた。
 例年だと連作障害の影響か腐りかけたものが収穫されるが、今年はほとんどなかった。
 娘が久しぶりにやってきて土寄せしてくれた愛情のせいなのだろうか。

     
 昨日はニンニクを収穫したが全体的に小さいのが気になる。
 それをきょう軒下に吊るす。
 毎年栽培しているにもかかわらず、質も量もなかなか一定しない。
 成功も失敗もその理由がよくわからない。

                              
 いっぽう、先日近所からいただいた「玉ねぎ」は見事。
 近所の人が作る野菜は失敗がないようなのが不思議だ。
 いただいた玉ネギも吊るしてみるが威風堂々としている。

 隣の地区に熊が出没したという連絡が夜間にあった。
 数十年来、熊の出没はなかったそうだが、最近の熊事情と連動しているのかもしれない。
 
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殿さまと忍びの者!?

2017-06-13 20:31:24 | 生き物
 畑の横に1畳ほどのプールがある。
 これはもともとシイタケのほだ木をつけ込む装置だった。
 今では縁日の金魚が大きくなって回遊している池となっている。
 そこに突然「トノサマガエル」が現れて日光浴をしていた。

                           
 どうやらここで孵化して青年になったようだ。
 小さな個体を5匹確認したが、逃げるのが早い。
 ふつうのカエルはカメラを近づけてもイヤな顔をしないことが多かったのに。

         
 きのう防虫網を外したばかりのナス第1号がきょうの朝にはさっそく無くなっていた。
 相変わらず、オイラの脇の甘さが露呈してしまった。
 ナスの残骸には鋭い跡が残っていたので、これはカラス忍者ではないかと当局は目星をつけている。

      
 畑にある生ごみコンポストの蓋が開けられていた。
 蓋を開ける方法を学習したようだ。
 これで3度目だが、今は網をしっかりかけて重しをかけているので中を荒らされることはなくなった。
 ただし、当局はまだ曲者を特定できていない。

                                     
 おそらく同じ犯人と思われるが深夜に怪しい音がしているのを確認していたが、案の定朝には肥料を食べられていた。
 前々からこの肥料は狙われるかもしれないとは思っていたが、やはり脇の甘さから外に放置していた。
 間違いなくわが家はまだ目視していない曲者に包囲されている。
 殿様カエルどの、こちらも間者を配置しましょうか。 
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野菜の初めての花・実がついたよ

2017-06-12 21:01:38 | 農作業・野菜
 スイカの苗から花ができ、小さな実が初めてついた。
 あわてて3本の枝を整枝する。
 ウリハムシがすでに侵入して葉を食べ始めている。
 
  
 ナスとピ-マンにも初めての実が着いてたので、こちらもあわてて脇芽や虫に食われた葉を除去する。
 毎年やっている作業だが、ついつい忘れてしまう。
 ほんとうは最初の花がついたときやらなければならない作業なのだ。

                                 
 今年は成功した「春菊」だが、食べきれなくて花が咲き出してしまった。
 花はシンプルで、確かに菊の仲間であるのがわかる。

       
 初めて作り始めた「パクチー」の花を初めて見る。
 もう食べてもいいのだが、レタスや大根や春菊を食べるのに忙しくてついつい忘れていた。
 葉は隣にあるニンジンにも似ている。
 コリアンダーと呼んだほうがわかりやすい。
 栄養価の高い健康野菜としてブームになったパクチーのレシピを考えなくちゃ。                           
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集落の草刈りとアジサイの定植

2017-06-11 19:21:42 | 出会い・近隣
 昨日はわが集落の国道法面の草刈りを行う。
 毎年は8月に草刈りを行うが、今年は雑草が酷くなる前にやることにした。
 それでも、自主的に植栽したアジサイやレンギョウが埋まっている。

                             
 とりわけクズの繁茂は曲者だ。
 毎年、せっかく植えた樹が何本かやられてしまう。
 それでもアジサイの多くは花をつけているのでホッとする。
枯れてしまったあとには挿し木で育てたアジサイを植える。
 2年物の挿し木のあじさいはこれで終了となる。
            集落の6人の精鋭が草刈りに参加。
 2軒が引っ越したので集落はいま11軒しかいない。
 が、このところ過半数を越える参加があるのが頼もしい。
 つまり定着した共同作業となったということでもある。

                                   
 一段落したところで、道路の端っこに座って和宮様手製の紅芯大根の甘酢漬け・ハチクの塩麹炒め・「さしすカリカリ梅」をほお張りながら冷茶で乾杯。
高齢者や故障者が増えたりして参加者の確保が厳しくなってはいるが、前向きに応えてくれる顔ぶれが増えてきたのが心強い。    
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