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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

カエルが侵入する

2016-09-27 01:04:08 | 生き物
 このところ、カエルがわが家にやってくる。
 小さなアオガエルがやってきたので、モリアオガエルなのかシュレーゲルアオガエルなのか、よくわからない。
 しかも、家の蜘蛛の巣をひきずっているから余計にわからない。

                         
 そのときだった。
 和宮様が悲鳴をあげたのだった。
 何事だとあわてて行ってみると、中くらいのアオガエルが台所に侵入していたのだった。
 またもやだ。

         
 捕まえてカエルの目の部分を見たら、やや赤みがかった金色をしていた。
 しかも体が青地に黒い斑紋をしていたので、これはきっとモリアオガエルに違いないと思った。
 モリアオガエルは樹の上ばかりでなく家の中も興味があるようなのだ。
 わが家はシュレーゲルアオガエルよりモリアオガエルがよく来るからだ。

                      
                        
 数日前には、庭で「ヤマアカガエル」のような体色の小さなカエルを発見したばかりだった。
 カエルのからだの色や模様は変異が多くて同定が難しい。
 今のところわかりやすいハンディな図鑑も発行されていない。

 人気のある生き物の図鑑はいっぱいあるけれど、マイノリティの生き物の図鑑は本当にないといっていいくらいだ。
 多数派の蛾やカメムシでさえも独立したハンディな図鑑は見当たらない。
 これは人間社会そのものでも同じ現象がある。
 どこかで差別や選別がされていることに思考が追いつかないほど忙しく、追い詰められた暮らしをしているためなのかもしれない。

           
 ほんとうに生きるってどういうこと??
 そんな問いをカエルや無名の昆虫たちは紀元前から投げているんだけど、人間は同じ過ちをまたまた繰り返している。
 忌野清志郎が「善良な市民」を告発する怒りと悲しみがじわじわと伝わってくる。

  
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