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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

仁義なき侵入は阻止だぜ

2025-04-29 22:43:39 | できごと・事件

 仁義なき侵入はひでーぞ。某国の力による侵入と同じように、自然界にも同じように相手の事情を無視して下足で踏み込んでくるような事態がある。それは、外来種「マツバウンラン」だ。1941年京都伏見区で発見され、京都を中心に拡大し、現在は全国を制覇する勢い。よく見られるのは乾燥した荒れ地・開発地・休耕地にも侵出し、広い群落を形成する。

   葉は松葉のように細く、花はウンランのようにかわいいところから、マツバウンランと命名される。一見、ひ弱そうに見えるがじつは強靭。抜いた残骸をそのまま放置しておくとそこから大繁殖するので、それを燃やすくらいの徹底さが必要だという。2013年ごろから当地区への侵入がだんだんと目立ってきた。

  甘く見ていた当局はそれを腕組するだけだった。むしろ、富良野の「北の国から」の歌を口ずさむ能天気さだった。したがって、その大群落が作業の邪魔になってやっと重い腰を動かすことになった。

   

 5種類くらいの花の種を蒔いてあったが、「忘れなぐさ」だけがなんとか花を見せてくれただけだった。当局はこの「忘れなぐさ」の周りのマツバウンランの駆除を5日間ほどかけてのんびりやって終わりにしたかったようだ。

  

 そして、申し訳なさそうに、グランドカバー用に「タピアン」(クマツヅラ科)というサントリーが発売しているバーベナの仲間の苗をいくつか植え付けた。花は芝桜に似ている。これが芝桜のように増えていけば文句はないが。

 ただし、マツバウンランの群落はここだけではない。昨年の経験から草刈り機で駆除してもそれを焼却するとか、燃えるゴミに出すとかしないと同じ目に合うだけのようだ。いやはや、忙しい春爛漫に追われる。とても大型連休を満喫する余裕はない。

 

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