おしゃれな店がふえ、ここ数年脚光を浴びている北マレ地区。たまたま歩いていたら、ふと漢字が視野の端をかすめました。おしゃれなパリの一角で、一体なんだろうと近づいてみると・・・そこに書いてあったのは、「中国現代画廊」。そう、中国人作家の作品を扱う画廊でした。

面白そうなので、中に入ってみました。王凱(Wang Kai)という若手画家の個展をやっていました。女性の肖像画がほとんどですが、絵のような、写真のようなちょっと不思議なタッチです。その中で、入ってすぐのところに飾ってある作品のタイトルに、興味を惹かれました、というか、驚きました。

“La Joconde chinoise”、「中国のモナリザ」というタイトルです。モナリザのことはフランス語ではla Joconde。その中国版という意味です。そして、その作品は・・・

確かに、ちょっと神秘的な微笑みはありますね。これが、21世紀・中国のモナリザ、といったところなのでしょう。なかなか面白いタイトルです。
この作家について、画廊で働いている女性に聞いてみました。暫く話してから分かったのですが、この女性、なんと日本人でした。フランス語は流暢ですが、中国語や中国美術に関しては、なんとフランス人のオーナーが専門とか。でも、中国人のお客さんは、まず東洋人の彼女に中国語で話しかけるそうで、困ってしまうとおっしゃっていました。インターナショナルですが、とっても暖かな雰囲気のある画廊でした。
ユーラシア大陸の西の端で、中国美術の「新しい息吹」に触れることのできる場所もあるのですね。さすが、パリ。3区、Rue Vieille du TempleとRue Poitouの角にあります。
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面白そうなので、中に入ってみました。王凱(Wang Kai)という若手画家の個展をやっていました。女性の肖像画がほとんどですが、絵のような、写真のようなちょっと不思議なタッチです。その中で、入ってすぐのところに飾ってある作品のタイトルに、興味を惹かれました、というか、驚きました。

“La Joconde chinoise”、「中国のモナリザ」というタイトルです。モナリザのことはフランス語ではla Joconde。その中国版という意味です。そして、その作品は・・・

確かに、ちょっと神秘的な微笑みはありますね。これが、21世紀・中国のモナリザ、といったところなのでしょう。なかなか面白いタイトルです。
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