Semir マニアの洒落言

Semir マニアの「アラーム・フォー・コブラ11」感想日記
まずは、「お願いルール」をお読み下さい。

「ワイルド・ランナーX 第4話」

2012-05-31 | 第8シリーズ ヤン・ゼミル

「ワイルド・ランナーX 過去からの復讐 Alarm for Cobra11 Season8 第1話」
「アラーム・フォー・コブラ11 シーズン8 第9話」

*ネタバレなしの感想日記は、こちらから。

注意事項:
ここでは、ドラマの結末を書いています。
まだ、鑑賞してない方はお止め下さい。
すでに鑑賞している方、またはネタバレが別にかまわないと思われる方だけ読んでください。



原題「Alarm für Cobra 11- Dei Autobahnpolizei/アラーム・フォー・コブラ11-アウトバーン・コップ」

ドイツ・RTL製作ドラマ 2004年にドイツで放送された作品。

第8シリーズ 第4話「過去からの復讐」 (日本語字幕) 
 (2010年 DVD発売)

出演 エルドゥアン・アタライ=ゼミル・ゲーカーン クリスチャン・オリバー=ヤン・リヒター


勝手な結末(自分の解釈の上でのストーリー)  
バーの裏手で暴行を受けたとローベルトがゼミルを訴えてきた。
彼が揃えた証拠はすべてゼミルに不利なものばかり。しかし、ヤンの手助けにより彼が偽装をしていたと分かる。
一方、ローベルトの魔の手は、アンドレアにも伸びていた。幸いにも彼女は助かったが、ゼミルの怒りは爆発しそうになる。そんなゼミルをヤンが冷静にした。
ローベルトの魔の手はゼミルだけでなく、彼の元妻にまでおよんでいたのだ。
ローベルトは、彼女の現在の夫を人質にして、ゼミルに自分が犯したミスと同じ事をさせようと、最後の罠を仕掛けてきた。
しかし、ゼミルはその罠を見抜き、ローベルトを逮捕するのだった。


ネタバレ全開、勝手な感想(自分の思い込み多々)
まっすぐな男過ぎて、ゼミルはしばしば逆恨みを受ける。
今回もその1例。
犯人を誤射してしまったローベルトは、無抵抗だったその被害者が、抵抗したと見せかける為に銃を握らせた。(ゼミルの証言より)
さらに、逮捕前に酒を飲んでいたことも誤魔化そうとしていた。
きっと、ゼミルは新人だったから、お酒を飲んで逮捕に向かったと正直に話したのだろう。
だが、ローベルトは先輩にも関わらず、それを偽装しようとした。
ゼミル自身、誤射は仕方ないと思っているようだ。誤解しやすい状況だったし、少し酒を飲んでいたし。(ゼミル自信も何度となく誤射して、逆恨みを受けているから)
しかし、
それを誤魔化そうとした態度がゼミルには黙っていられなかった要素のようだ。
庇わなかった訳ではない。
事実を述べただけだと主張していたから。
(まあ、その他にも強引な捜査と言ってたから、何かあったんだろうなあ)

そんなローベルトの罠に怒り心頭のゼミルはと言いますと。
オープニングのアンドレアがベッドから飛びだそうとするのを止める「Bitte、Bitte」という言葉が可愛かった。
「お願いだ。心配だから、止めて~」という感じが伝わってきたからだ。
むっちゃ可愛い言い方だったしね。
そして、ゼミルの短所が利用されてしまった、今回。
よくも悪くも、彼は「愛する者」に危害がおよぶと、怒りが爆発するのだ。
冷静さをなくしてしまうという方が正しいかな。
そこが無敵のヒーローではなく魅力的なヒーローと見えるゼミルの良いところでもあるのだが、今回はその性格が悪用された感じだった。
なにせ、
ラストシーンで、カウントダウンされながら、どちらが犯人なのか狙いを定める目差がイチコロなのだ。
う~かっこいい。(#^_^#)

そういえば、
ゼミルが隊長から拳銃をもどしてもらった時に軽く首をまげるのだが、(ありがとうという感じで)同じように隊長が首をかしげるのが楽しかった。

え?細かく見過ぎ?
マニアだからご勘弁を。σ(^◇^;)