「高屋敷の十字路」の各ページの更新コメントならびに関連〈ニュース&トピック〉拾い読み。
高屋敷の十字路
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
何かをやろうとしたりそうしたくなかったり
いずれの場合にも共通する大事なことってのは
なんの構えもなくとりあえずゆるんでいること。
学んできたことややってきたことを無きものに
ひたすらみずからの低さから生じるあそびから
動きを読み書き算盤できれば申し分ないのだが。
だれしも良いところから悪いところまであり
自分がもっともどうしようもないところから
とりあえずいつも動き始めるしかなかろう。
スワローズの古田監督が辞任記者会見で
涙で声をつまらせながら漏らした一言の
支えようのない悔しがりようがテレビに。
声にならない想いのありったけを体内に
分散させたままどこにも支点をつくらず
吐き出すような動きそのものがみなぎる。
解き放たれた秋のアンテナのように
打ちっ放しの空をどこまでも高く遠く
消えゆくままに届けばそれでいいのだ。