高屋敷の十字路
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
桜と銀杏並木が
日照時間を計り
落葉の音を聴き
紅葉から黄葉へ
沈黙を滑らせる
樹木の心変わり
植物の佇立から
見えない腰痛が
忍び寄る風向き
心因性のようで
抗鬱剤が効くよ
と語った詩人も
すべて体を頭で
制御する錯誤を
指摘する達人も
不可能に見えて
試みるしかない
始源への遡行に
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
桜と銀杏並木が
日照時間を計り
落葉の音を聴き
紅葉から黄葉へ
沈黙を滑らせる
樹木の心変わり
植物の佇立から
見えない腰痛が
忍び寄る風向き
心因性のようで
抗鬱剤が効くよ
と語った詩人も
すべて体を頭で
制御する錯誤を
指摘する達人も
不可能に見えて
試みるしかない
始源への遡行に