立ち方（20.06.30）

高屋敷の十字路
十字路で立ち話し（あるいはワッツニュー）
から

今年は特に
蚊がいない
庭先を出て

自粛明けの
街中はじめ
体育館へも

マスクやら
消毒などが
常態の接触

半ズボンの
脛を擦った
ペダルの傷

放置すれば
共感しない
接ぎ木の技

老若問わず
健康よりも
好きな事を

〈図書館〉拾い読み

「極妻」「ゴジラ」「ラピュタ」…名作台本1万点が閲覧できる！　京都・映画村に無料「図書室」1日オープン（京都新聞）

松竹株式会社、「松竹・映画作品データベース」を開設：松竹映画 100 周年記念企画の一環（カレントアウェアネス・ポータル＠国立国会図書館）

災害から文化財守れ　「ぐんま史料ネット」設立へ（上毛新聞ニュース）

「美術館女子」、批判受け公開終了。読売と美連協「改めて検討」（美術手帖）

小樽は「緊急事態レベル」 昼カラ感染受け図書館などの施設休館（産経ニュース）

〈吉本隆明〉拾い読み

100分de名著　吉本隆明“共同幻想論”　[新]（1）「焼け跡から生まれた思想」[解][字]（Gガイド.テレビ番組表）

〈図書館〉拾い読み

図書館にロボット コロナ対策で試験導入（読売新聞）

「小泉八雲、妖怪へのまなざし」開幕（山陰中央新報）

〈吉本隆明〉拾い読み

１０代は〇〇の地獄／ゆる子ゆる雄A（本多史弥）（note）

晴耕雨読、僕は頑張らない（livedoor Blog）

〈図書館〉拾い読み

豪州国立図書館、日本語資料の収集大幅減へ　中国を優先（朝日新聞デジタル）

分立（20.06.26）

高屋敷の十字路
十字路で立ち話し（あるいはワッツニュー）
から

天袋を覗く
手に触った
制帽に黴が

半島遥々と
持ち帰った
母の手から

幼少の頭に
冠った時の
亡父の感触

手が届かぬ
床の間飾る
亡夫の遺影

制服制帽が
包み込んで
見えない体

サイズ違い
知るほどに
程遠い体感

〈図書館〉拾い読み

「本を電子レンジで加熱しないで」米図書館が呼び掛けに至るまでの経緯とは【やじうまWatch】（INTERNET Watch）

進まぬ研究、院生不安 岐阜大閉鎖２カ月（岐阜新聞）

【話の肖像画】作家・阿刀田高（８５）（５）司書の傍ら雑文書き（産経ニュース）

〈吉本隆明〉拾い読み

【1日1読】幼児はわたしにうなずいてくれる 吉本隆明「詩への贈答」（note）

食み出し（20.06.23）

高屋敷の十字路
十字路で立ち話し（あるいはワッツニュー）
から

いつの間に
立ち消えた
庭の梅の木

祖父が漬け
母も漬けた
紫蘇の香が

体に沁みる
天日干しの
網目の記憶

難を逃れる
朝の梅干し
未だ忘れず

昼に炊いた
米の旨さに
見合わせた

顔から溢れ
体内に潜む
体感記憶に