吉本隆明著作刊行リスト更新メモ

隆明網（リュウメイ・ウェブ）
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　渋谷陽一氏によるインタビュー「自作を語る　第15回　「死の位相学」」（ロッキング・オン「ＳＩＧＨＴ」Vol.38 Winterに掲載）の書誌事項を2009年１月著作リストに追加しました。この１年のリスト更新にご支援いただきありがとうございました。（2008.12.31）

〈図書館〉拾い読み

伊万里市民図書館、貸出数７００万冊（佐賀新聞）

公文書専門家１０人新規採用へ 政府、管理体制強化で（47NEWS）

暮れ方に響く（08.12.30）

高屋敷の十字路
十字路で立ち話し（あるいはワッツニュー）
から

天井や壁の埃や蜘蛛の巣を払い
お鏡を供えたりしめ飾りを吊るし
それでもやっぱりいつもの取り残し。

手にしたり目についた物をついつい
見聞きしてしまうからいつも先送り
暮れの片付けを持ち越すひと部屋も。

鯖も鰤もカブラ寿司が美味くなり
年末特番の懐かしの歌謡番組を耳に
ひと風呂浴びてしまうようなもの。

映画館で「おくりびと」を観てないが
さそうあきらのコミックで読んだからか
野焼きで棺から起き上がった驚きの人影。

図書館が休館中で書店へ新刊探しに
街中へ出かけて眺めたエコリンクに
賑わいとざわめきが滑る広場の響き。

中沢新一『鳥の仏教』が掌に温かく
気温が下がってきた電線に群がった
鳥団子の囁きに耳をそばだてる歳末。

〈図書館〉拾い読み

イスラエル、空爆続行　死者３４５人に　ガザ侵攻準備進める（東京新聞）

飲酒運転撲滅絵本で訴え：県に１００冊贈る　次男亡くした佐藤さん（読売新聞）

『出演』『撮影』『編集』も…学生活躍　立命大ＣＭ（読売新聞）

図書貸し出し時に誤って個人情報が流出 - 横浜市磯子図書館（Security NEXT）

自らの転機題材にした歌披露（中国新聞）

〈図書館〉拾い読み

「サプリ辞典」１００冊寄贈　ファンケルが県立図書館に（日本海新聞）

「仏像を地震から守れ」　東大寺が総合文化センター整備へ（MSN産経ニュース）

藩政時代を再現しめ飾り（読売新聞）

吉本隆明著作刊行リスト更新メモ

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　連載エッセイ「おいしく愉しく食べてこそ（26）ラーメンに風情はあるのか」（プレジデント社「dancyu」19巻２号掲載）の書誌事項を2009年２月著作リストに新規掲載するとともに、推薦文「日本の精神史にあらわれた、稀有な存在の全貌。」（渋谷直人著『大江満雄論：転形期・思想詩人の肖像』大月書店刊、帯とカバー見返しに掲載）の書誌事項を2008年９月分著作リストに追加しました。2008年11月分著作リストに掲載しませんでしたが、面影ラッキーホールの2008年11月17日付け新譜CD「Whydunit?」PCD-28005の帯に“「このひとはうますぎるほどの物語詩の作り手だ」吉本隆明”とありました。（2008.12.28）

〈図書館〉拾い読み

「時代劇・江戸文化」コーナー　行橋市図書館に特設　人気作家の本など並ぶ（西日本新聞）

南箕輪村の1年を振り返る（伊那毎日新聞）

「ユカイナ」、作って吹く体験教室（信濃毎日新聞）

深まる市民団体と市の溝　たかさき女性フォーラム解体問題（東京新聞）

BL小説「18禁」のはずが・・・　堺市図書館が一転「貸出解禁」（J-CASTニュース）

〈図書館〉拾い読み

国木田独歩：１００年忌特集展、新座・中央図書館で　／埼玉（毎日新聞）

手作り紙芝居　市立臼杵図書館に寄贈（大分合同新聞）

中心市に４千万円配布　「定住自立圏構想」で総務省（朝日新聞）

由布市立図書館　貸出１００万冊を突破（大分合同新聞）

吉本隆明著作刊行リスト更新メモ

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　高橋順一氏によるインタビューと註を主に編集された「貧困と思想」（青土社刊）および大日方公男氏によるインタビュー「何をどう言っても安心な人」（「鶴見俊輔：いつも新しい思想；KAWADE道の手帖」河出書房新社刊）の書誌事項を2008年12月分著作リストに、詩論「詩の力」（新潮文庫）の書誌事項を2009年１月分著作リストに、それぞれ追加しました。（2008.12.27）

言葉にならない（08.12.26）

高屋敷の十字路
十字路で立ち話し（あるいはワッツニュー）
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一昨日で校下のバド・クラブも
短大の授業も冬休みと思いきや
中学女子バド部活は年末年始も。

練習メニューの合間の休憩中に
コートサイドでうずくまる部員の
手元をのぞいたら年賀状の追い込み。

いまある手応えではわかりようもない
上達した感触を自分の中の他人が先取る
俯瞰視線と交叉するところへ届きますように。

どうしようもなくひどい家庭育ちの
悪夢から覚めたらもっときびしい現実が
待ち構えていたりした中学生の姿は遠くへ。

小学生のとき観た「オズの魔法使い」に
中学生になって観た「サムソンとデリラ」に
最近になって観たI.ベルイマンの「蛇の卵」も。

綱渡り芸人が呼吸する命の糸を渡れるか
いつも時代はおあつらえ向きじゃなく
とっておき待ち受け画面は映画的時空に。