高屋敷の十字路
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
立ち止まり
鏡に映れば
木目が階段
しゃがんで
覗き込んだ
関節の裏側
手触りなく
聴きわける
耳のかたち
腕を伸ばし
打ちつけて
畳み込まれ
骨格を伝い
響く速さを
写す三面鏡
人格も消え
心おどれば
白黒問わず
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
立ち止まり
鏡に映れば
木目が階段
しゃがんで
覗き込んだ
関節の裏側
手触りなく
聴きわける
耳のかたち
腕を伸ばし
打ちつけて
畳み込まれ
骨格を伝い
響く速さを
写す三面鏡
人格も消え
心おどれば
白黒問わず