高屋敷の十字路
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
自転車降り
歩く地べた
躓く夏疲れ
秋の重力に
傾く日差し
弧を描いて
寝込むほど
腰の奥まで
書き込まれ
もがき歩く
日々の岸辺
生かす重し
傾く納屋の
漬物樽から
転がり落ち
叱りながら
爪先立った
祖父の罵声
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
自転車降り
歩く地べた
躓く夏疲れ
秋の重力に
傾く日差し
弧を描いて
寝込むほど
腰の奥まで
書き込まれ
もがき歩く
日々の岸辺
生かす重し
傾く納屋の
漬物樽から
転がり落ち
叱りながら
爪先立った
祖父の罵声