高屋敷の十字路
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
まだ冷たい風と温かい陽射しがせめぎあう
晴れ間を選ぶようにMFカメラ館の写真展や
おふくろの介護認定検診で病院へ付き添ったり。
写真集でみていた以上に石川直樹の作品が
人間の生涯がたどる行動範囲の地縁の端へ
連れ出されたみたいな気持ちよさが残った。
桜より前にあちこちでるモクレンが咲きそろい
ここ数年閉じこもったみたいなおふくろだが
デイ・サービスなどでお花見でもできようか。
1枚の屋久島の樹木写真を指差すヨメに
写り込んだ光りの輪が何かと聞かれたが
フレアかゴーストかうまく答えられない。
五角形になっているから写したカメラの
絞りの前のレンズの枚数が5枚というのが
いかにもミステリードラマ好きの聞きかじり。
カメラ片手に関西方面へ一人旅に出かけ
撮り貯まったアルバムを取り出してきて
眺めたりすることも絶えた老母のこの頃。
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
まだ冷たい風と温かい陽射しがせめぎあう
晴れ間を選ぶようにMFカメラ館の写真展や
おふくろの介護認定検診で病院へ付き添ったり。
写真集でみていた以上に石川直樹の作品が
人間の生涯がたどる行動範囲の地縁の端へ
連れ出されたみたいな気持ちよさが残った。
桜より前にあちこちでるモクレンが咲きそろい
ここ数年閉じこもったみたいなおふくろだが
デイ・サービスなどでお花見でもできようか。
1枚の屋久島の樹木写真を指差すヨメに
写り込んだ光りの輪が何かと聞かれたが
フレアかゴーストかうまく答えられない。
五角形になっているから写したカメラの
絞りの前のレンズの枚数が5枚というのが
いかにもミステリードラマ好きの聞きかじり。
カメラ片手に関西方面へ一人旅に出かけ
撮り貯まったアルバムを取り出してきて
眺めたりすることも絶えた老母のこの頃。