本日から開催される第50回サンフランシスコ国際映画祭の
コンペ部門に参加するダニエル・ン(呉彦祖)のインタビューです。
サンフランシス国際映画祭コンペ部門に参加する新人監督であり
香港の俳優でもあるダニエル・ン(呉彦祖)が昨日中央社の取材
で次回作について語った。
「四大天王」で今年の映画祭に参加したダニエルはこの地で生まれ、
育った。今回”故郷に錦をかざる”ダニエルは自らのブログで
高まる気持ちをブログに綴っている。(中略)
アメリカの大学で建築を学んだ後、97年に香港へ渡り、モデルから
スタートし俳優、そして監督へ。ジャッキー・チェン(成龍)の
マネージャー陳自強に強く勧められ、ダニエルは広東語、さらに
北京語を習得し中国語の映画にもチャレンジできるようになった。
演技の訓練を受けず俳優になったダニエルはこの映画祭が終了後、
ニューヨークでパフォーマンスのクラスを受けるという。
取材の中で未来について話が及ぶと「俳優か監督かにかかわらず
自分が何をしたいのかはちゃんとわかっている」と話すダニエル。
現在は第二作を構想中で構想中で、香港の貧困地区のおじいさんを
描く、今回も低予算のインディース作品だと語った。
映画祭では54カ国200作品が参加する。香港の「四大天王」、「父子」
のほか台湾の呉米森監督の「松鼠自殺事件」、中国からは「今天的魚
怎麼樣?」と「另一半」が上映される。
(中央社 2007/04/25)
★そういえば以前インタビューをしたときに「大学を卒業して
中国返還前の香港を見たいと思って遊びにきたんだ、と話し
てました。デビューから10年。しっかりキャリアを積んでいます。