去年末に取り壊しとなったセントラルのスターフェリーに続いて
皇后碼頭もまた政府は取り壊しを決定しているが、「香港歴史の
文化遺産である」として市民の一部が保存するよう要求する運動
を起こしている。昨日、抗議&署名運動中の碼頭が騒然となった。
この場にチョウ・ユンファ(周潤發)が現れたから。
4時ごろキャップ帽をかぶった發哥が自ら車を運転し皇后碼頭に
乗りつけると、現場に居合わせた周囲は興奮。
發哥は抗議運動メンバーに「いつまで反対運動をするつもり?」
など質問し関心を寄せた。
もともと發哥が訪れたのは皇后碼頭の姿をカメラに収めるため。
しかし撮影後、親切にもメンバーからの記念撮影や握手に応じ
「皇后碼頭保護支持」の横断幕をバックに写真に撮り、署名運動
にも参加した。
しかしショートフィルムを撮影していた彼らがカメラに向かって
のメッセージを依頼するとそれには、これは湾曲的に辞退した。
30分後、「もしこれで成功すれば、君らは英雄だ」と声をかけて
その場を去った。
そのほか、金城武に代わって發哥が出演すると伝えられた
台湾の郭台銘が投資している《孫中山》について昨日
中国の媒体は製作の進行が止まっていると伝えている。
台湾電影基金會董事長の邱復生はマスコミに対して《孫中山》の
發哥出演については回答を避けているが、オファーしていること
は認めていた。しかし数々の問題でしばらく撮影は延期される
予定。ほかに發哥はフルーツ・チャン(陳果)の新作、さらに
かつて特別出演した《獨自等待(東京国際映画祭上映時
タイトル:独り、待っている)《獨自等待》の伍仕賢監督の新
作にも監督は發哥の出演を考えているという。伍仕賢監督のア
シスタントは「双方が接触していることは確かだが内情は明らか
にできない」と話している。
(東方日報 2007/04/29)
★あっちこっちに出没していますなぁ。
皇后碼頭の歴史については(中国語ですが)こちら
あの周辺一帯はショッピングセンターになる予定とか。