チョウ・ユンファ(周潤發)が先日香港で行われた記者会見上で
先行上映されている新作《滿城盡帶黄金甲》が高い評価をうけて
いるのは「もともと観客が身内だから」とコメントした”事件”の
波紋が広がっている。
昨日北京新浪網は「發哥が同サイトに単独声明を寄せた」とその声
明を公表した。これに対し發哥側はそんな声明を出していないと反
論、さらに同サイトに対し法的手段をとる考えがあることを明らか
にしている。
昨日「北京新浪網」は發哥が同サイトに”単独声明”を寄せ、事件の
真相を明らかにしたと報道した。声明のポイントは7点。
1)發哥は”《満》の観客が身内”とは言っていない。
2)記者会見のほか、他所でも同様の発言をしたことはない。
3)最近、”周潤發が話した”とした悪意にみちた報道がされているが
これに対し法的権利を主張する。
4)事件後、事務所と今回の(報道した)動機を検討したが、これは先
ごろ北京での上映で記者が映画会社に対し、《満》のチケットを要
求し断られたことへの腹いせだろうと解釈した。
5)真偽を明らかにするために、このような声明を発表することに決めた。
6)映画会社新画面公司と周潤發に対する速やかな謝罪を求める。
7)今後、周潤發の如何なる取材に対しても、歪曲せず客観的な報道を望む。
またマスコミ人はプライドをもって従事してほしい。
ところがこの声明発表後、(星島日報の)記者が發哥に問い合わせたところ
發哥自身が個人名義で声明を発表してはいないし、「北京新浪網」の声明も
全く知らなかった。また同意もしていないとしている。發哥はさらに同サイ
トに対して、法的行動にでる意向であることも明らかにしている。發哥は
”あの日の発言”について暴露したわけではなく、単純に冗談でその場をな
ごませたかっただけだ、と話しているという。 (星島日報 2006/9/26)
☆發哥っていつも”なごませるため”だけにしか話していないと思うが。