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西日本旅 四国・香川ー徳島編 二十一日目。

2011-11-19 12:59:03 | 西日本旅 三重~四国
11月17日(木)

さて、原付遍路を無事に終えた僕は本日からまた新しい目的に変わります。

でもその前に四国一周です。

起きると早速、片付けて出発です。

急ぐ理由は一つ、雨が近づいている。

しかも予報によると雷雨だそうだ。

本当はこの日の夜に徳島に行く予定だったのですが繰り上げて
朝から向かうことにしました。

県道11号線で海岸線を行きます。

そして徳島県に入り、そのまま向かったのは鳴門公園です。

鳴門は一度見てるのですが、予定が変わったので行きました。

駐車場に原付を停めて、
ここから鳴門見えるから!とおじさんに勧められ長いエスカレーターで行ける展望台に行くことにしました。

受付の人に、エスカレーター以外に上に行く事って出来ないですか?と聞くと、

はい!ありがとうございます!400円です!!

え?と思いながら、ここしかないんだろうと自己完結して
エスカレーターを昇ってさらにエレベーターで上がった屋上が展望台です。

360度とうたいつつ入り口が建物の端にあるので
厳密には入り口の裏側は覗きこまないと見えないんですが、

まぁ明石海峡大橋は見えるし、いっかと思って見てまわると隣にも展望台があります。

下を見ると山道が見受けられる。

高さは確かにこちらのが高い、でも明石海峡大橋は見える。

完全に、やられたと思いました、400円捨てたと。

落胆しながら下りて今度は歩きで明石海峡大橋を見に行きます。

千畳敷から下に行けそうな脇道があったので行ってみると
大橋の真下に出ました。

どうやら今は鳴門が発生していない様だったので、
鳴門を真上から見れる渦の道は止めて鳴門公園を出ました。

元々鳴門公園は時間調節のためだったので400円以外は上々でした。

次なる目的地に行くため原付を走らせ、方角と主要道路だけ調べて行ったら、
何故か大根畑に来てしまってので、
大根畑の道を思っている方向に進んで行って、

収穫をしている場面とか、それを狙うように集まっている鳥たちとか、
道を走るトラクターとか、

この風景は相当好きだなと思いながらやがて大根畑を抜けて、
此方かなあっちかなと行っていると到着しました!

それは、徳島ラーメン屋『いのたに』。

ここが次の目的の一つです。

というのも、


徳島には徳島ラーメンと云うご当地ラーメンが在ります。

濃い醤油のスープに豚骨を加えてまろやかにし、
豚バラ肉をチャーシューに使う独自性が魅力の徳島ラーメン。

其れを知るために今回、

"ラーメン道場 徳島支部"を立ち上げる事に相成った訳であります。


そしてその一店目が『いのたに』さんです!

お店に入って店を見渡すと、店員さんがここで先に注文してくださいと云うことで、
注文して席に座り待ちます。

いのたにさんは、注文をカウンターでして札を貰ってから
席に着く流れで、席は自由です。

注文したのは中華そば中 500円。

先ずはスープから頂きます。

(うん濃い、やっぱり美味しい)

麺は中華そばの通常の太さでした。

徳島ラーメンはおそらく丼が小さくその分、
スープが少な目なので食べきって店を出ました。

それから近くの河川敷が良い雰囲気だったのでそこで休憩して、
次のお店に向かいます。

二店目は『巽屋』!

ここは僕が徳島ラーメンを知り、そして好きになったお店です。

食券を買って、こちらの席にお願いできますかと言われた席について。

巽屋さんは、先ずは店に入って左側の券売機で食券を買い店員さんに渡し、
店員さんが席を案内してくれるのでそこに座ります。

注文したのは、志那そば大 580円。

巽屋のスープは見た目にも濃い、味も濃い、
でもそれが美味しい。

醤油の味が濃いのに塩辛くないのが不思議で美味しいスープです。

ここチャーシューは少し薄めで、
麺もやはり、中華そばの感じでした。

お店を出て、今日の寝床を探しに行きます。

ここで四国一周を完了しました!

走行距離約1800kmでした。

二回目なので、いくつか目星をつけたところを回って
今日の寝床決定!

壁・屋根・電灯・電源・トイレ・床あげと
凡そ寝場所にると助かるものが揃い踏み。

ここしかない!と決めて、
感じによっては天候が回復するまでここに居ようと云うことにして、

三店目『光軒』に行きました!

光軒さんは、席は自由で口答注文、
水とレンゲがセルフです。

注文したのは、肉入り中華そば小 550円。

こちらのスープは白系で濃い徳島ラーメン派としては残念に思いながら食べてみると、

(いや、いけるぞ)

薄目の徳島ラーメンもいけました。

チャーシューは塩味で大きめで食べがいがありました。

食べきってこの日のラーメン道場は終わりです。

寝床に戻るとおじさんが座っていました。

寝床と言っても広いスペースの内で一画が寝れるようになっていて、
それ以外は椅子が並んでいます。

その椅子におじさんが座っていて少しお話をしました。


大分生まれ徳島在住のWさん、
丁度良いと思い大分の事を聞いてみると
生まれというだけで全然知らないんやぁと笑ってました。

あとは、Wさんも十数年前にお遍路をしたらしくその時の話を聞いたり。


徳島の観光スポットはないですかと聞くと、
全然ないらしく、
遊ぶにしてもパチンコぐらいしかない、だから皆こういうとこで暇潰すんじゃ。
と言ってました。

確かにここは中心街から外れていてこの建物以外何もないのに
頻繁に人が出入りします。

駐車場で待機していたり、トイレに立ち寄る人や、
椅子で休憩している人。

僕としては、ある程度人気があった方が安心だし、
時間も潰せるので良いですが不思議ではあります。

ある程度喋って、Wさんがエンジン音うるさいかもしれやんけど。と
車に戻って行ったので僕も寝袋に入り本日就寝。

西日本旅 四国・香川編 二十日目。

2011-11-19 11:06:01 | 西日本旅 三重~四国
11月16日(水)

前回のあらすじ!

四国に上陸して19日目、88番大窪寺のある山の麓で目覚めた僕は、
愈結願かと気持ちを引き締め出発した。

そして山の中腹で朝御飯に買ったパンを写真に残そうとして
とんでもない現実を突きつけられたのであった。

スマートフォンのバッテリー不足である。

一定値を切るとカメラが起動しなくなるスマートフォンに嘆きながら一旦山を降りた僕は充電スポットを探した。

が近くには見つからない、途方にくれ高松市に戻るも結局見つからず、

二日前に泊まったコンセント付きの遍路小屋に舞い戻ったのであった。

果たした無事、八十八箇所を回り結願出来るのか!

そもそも一週間前に次の日結願しそうと言っていたのに何をしているのか!

行く気がないのか!やる気がないのか!

それは今日解ります。

こう御期待!!

デデンッッ!!



えー、と云うことで最後のお寺さん大窪寺まで残り10kmという所まで来て
写真が撮れないことに気づいた僕は(結果的に良かったわけですが)
二日前出発した遍路小屋でまた朝を迎えることになっていました。


(うーん・・・足元寒い)

足元の寒さで目が覚め、寝袋からでると外気はもっと寒い。

(あかん!これは寒い!)

手早く片付けをして、コンビニでホットコーヒーとラーメンを買って体を暖めて銭湯に行きました。

冷めた体を平温に戻して一息ついたので家計簿をつけると
1500円少ない。

レシートをもらってないことが何回かあるのでそれの分だろうと
これから直ぐ様、金額を打てるように家計簿のアプリを導入しました。

スマートフォンはこう言う点が便利すぎて助かります。

それから荷物の整理をして昼ご飯を済まして、日記をつけて、

この発疹は清潔にしていれば治るだろうか、それとも栄養バランスか。
と思いながらもう一度お風呂に入り、

そして遂に最後のお寺、88番大窪寺に向かうことに相成ったのでした。

(結構時間かかったなぁ、あと一時間半か。間に合うかな?)

とりあえず行こうと向かいます。

県道193号線を南下して直接大窪寺を目指します。

山間に入り始め、加えて陰で、物凄く寒い。

天気晴れなのに何故か道中全て陰っていて、
もう少しずれてれば日が当たるのに!と思いながら道を進み、

日が暮れ始めた頃、遂に、やっと、



88番大窪寺到着!!

(間に合っちゃったよ)


行くかぁと本堂に向かいます、
途中、金剛杖という遍路さんが使う杖を奉納した建物があって
当たり前ですが、凄い量でした。

何千本?

等と見て回っていると、同じ様に遍路を終えた人達が、
これで終わったんやねぇとか最後までこれて良かったとか、
各々に最後のお寺を味わっていましたが、

この時、正直僕の心の中では、
着いたことによる達成感とか、終わってしまった寂寥感とか、
そう言うのじゃなくて、

大窪寺に原付で一人で来ていた女の子が気になってました。

僕が大窪寺に着き駐車場に入ろうとしたとき
その子は丁度駐車場から出てきた所でした、
そのまま原付を停めに行くと、もう一台原付が停まっていました。

何か僕は、『原付』『一人』というキーワードに興味が沸くようで、
あくまで、そういう意味で気になっていました。

けして、やましい気持ちではない。

(最後の寺で何、考えてんだ?)

と自分にツッコミを入れながら本堂に向かいます。

居ないと最後のお参りを抱えながら本堂でお参りして、
納経所に行って先客が居たので待っていると、その子が入ってきました。

お守りなどが売られているので、多分それを見てるんだろうなぁ、
しかしここは話しかけれる場所ではない!と葛藤しながら
納経をしてもらって納経所を出ると、その子はもう見当たらず。

最後のお寺を見て、駐車場に戻ると原付はなくなっていました。

ボーイミーツガール始まらズ!!


遍路旅、終わってしまったなぁと思いながらも、

ここは山の中、野宿は出来ないので、早々に気持ちを切り替え
山を下ります。

山間に加え陰、そして日没の3コンボで僕の体温をゴリゴリ蝕みながら、
大声で歌を歌って気を紛らわせて何とか下り終えコンビニで缶コーヒー、飯を買って以前泊まった公園に行きました。

この時僕の心の中は、寒いしかなくなっていました。

直ぐ様、テントを張って寝る準備を整え、夜ご飯を食べました。

なんとか平生を取り戻し明日からの行動予定を考えたり調べながら

原付遍路旅は幕を下ろすのでした。

11月18日(金)のつぶやき

2011-11-19 01:13:44 | 日常
05:41 from Seesmic
昨日、野宿場所で喋ったおじさんが仕事に行く前にわざわざ朝飯を買って持ってきてくれました。いい人だなぁ。
07:02 from Seesmic
やはりな。昼からと予報があれば朝から降るのが四国の天気じゃきー。
07:07 from Seesmic
日中は時々雨で夜から明日一日雷雨って今のうちに食糧かいだめしといたほうが良さそうだなぁ。
12:05 from Seesmic
本当にディオは驚異的な安さだ。
17:45 from Seesmic
この根城、頻繁に人が利用するため結構すぐに時間が過ぎていきます。あと、北海道の時と違って津市の認知度が高いのは近いからと云うことに今更ながら気付きました。
17:53 from Seesmic
ウェイパー、神調味料すぎるツツツツ!!
18:49 from Seesmic
ちょ、置いといた唐揚げが少し離れた隙に猫に捕られた、、、。でも、サランラップの破片がおちているだけでトレーが見当たらない、個数も猫にしては多いと思うのに食べ残しもない、ものの五分程の間にこれだけの犯行が可能だろうか、人の可能性も捨てきれない。とりあえず物は盗られてないですが。
by taka_s62 on Twitter