慶喜

心意気
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世界宗教(仏教の精神が世俗に反映?)

2017年06月14日 | 宗教
世俗とは一線を画する仏教が経済・政治に与えた影響

俗世間の煩悩から脱することを理想とする仏教
煩悩の最たる権力(政治)とは距離をおくのが本来の姿
ブッダ(釈迦)も、王子としての身分を捨てて修行に打ち込んだ
仏教の慈悲深い教えに魅了された権力者は多い
 ☆「殺さない」「盗まない」といった「五戒」の精神
仏教の発展に貢献したのマガダ国マウリヤ朝のアショーカ王
 ☆仏教は、アショーカ王が仏教に帰依慈悲の政治を理想とする
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
記述に誤り不明点あると思います、詳細、出典記事・番組・画像等で確認ください
出典、世界『三大宗教(洋泉社)』(中法大学保坂教授)








仏教と世俗(世界『三大宗教(洋泉社)』記事より画像引用)

インド亜大陸を統一したアショーカ王
多くの犠牲者を出した戦争を悔い仏教に帰依した
武力に頼る政治ではなく、ダルマ(仏法)にもとづく統治を志した。
アショーカ王は仏法を保護する
ブッダの聖地を巡礼し多くの仏塔を建てた

仏教は一神教でなく他の宗教にも寛容
アショーカ王も仏教以外の信徒を平等に扱い、身分を問うことなく恩恵をもたらした
「不殺生戒」にもとづいて、戦争を起こさず武力は最小限の国防にとどめた
布施の精神で、貧しい民衆への福祉に力を注いだ
マウリヤ朝はアショーカ王の死後分裂して滅びた
仏教教団を重視しすぎて財政が悪化したのも、国が傾く原因のひとつ

日本に6世紀に仏教が伝来
仏教を奨励する蘇我氏と神道を堅持する物部氏の対立
 ☆仏教勢が勝利をおさめる
聖徳太子(厩戸皇子)は中央集権国家を確立を目的として
 ☆新興宗教の仏教をもとに精神面での統一を図った
聖徳太子が定めたとされる「十七条憲法」
 ☆第2条で「篤く三宝を敬へ、三宝とは仏、法、僧なり」と仏教への帰依を説いている
「十七条憲法」では、天皇より先に仏教に触れている
 ☆仏教を重んじる姿勢の表れです
江戸時代の寺請制度
 ☆国民全員がいずれかの寺院の檀家となることを義務づけた
 ☆幕府が国民を管理するために教団組織が使われたこともある







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