その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

A5506T君へ。第二章

2005-06-09 23:02:43 | 携帯電話(W31S編)
僕は走った。

陸橋の一番高い辺りに位置する場所にアイツは転がっていた。車が物凄いスピードで走り抜けて行く。「目の前で携帯をひいたらその車のナンバーは一生忘れないからッ」と見ていたら、何とかひかれずに救出することができた。

しかし、さっきまでピカピカだったA5504Tは変わり果てていた。折りたたみ携帯だったのに、むしろ斬新なセパレートタイプ。液晶画面は蜘蛛の巣のようにヒビが入り、ボタン部分は、大きく亀裂が入って、ボタンは利かない。
つまり、ひかれていたのである。

僕は今までに何回か飲み掛けのジュースを車の屋根に乗せて走ってしまったことがあるが、どうやら今回も同じパターンらしい。どうして屋根に乗せてしまうのかというと、鍵を開けるのに片手がふさがって邪魔だからである。手に持っていた携帯を取りあえず屋根に乗せ、鍵を開けて運転席に乗り込み、そのまま走ってしまったようだ。あの時、仕事の電話がかかってこなければ。。。



古着屋へ行く予定を急遽変更して、まだ機種変更して8日なのに無残な携帯をもってauショップに向かった。

修理に出せば5000円ほどでまた使えるようになるとのことだった。しかし、1、2週間かかるというのが引っ掛かった。ちょうど1週間後に旅行に出かける予定があり、ezナビウォークが頼りだったからだ。代機として借りた携帯は、そんな機能がなく困ってしまう。

ここで僕には3つの選択肢があった。
ひとつは、修理に出し、旅行に間に合わなくても仕方ないと諦めること。
2つ目は、機種変or新規で新たな携帯を手に入れること。3つ目は、今まで使っていたA5501Tに機種変更すること。
ヤケクソだったので、2番目の案を採用しようと思ったが、ショップの方には、もったいないと修理に出す事を薦められた。
ここでは、修理に出す手続きをして、ショボイ携帯をもってションボリ家に帰った。

翌日、このショボイ携帯がどうしても気に入らず、別のauショップに行き、まだ出たばかりのA5506T、そうキミを新規で契約したんだ。デザインはA5504Tのほうが断然良かったけれど、キミの方が1万円も安かったんだ。おかげで、旅行では大変役に立ってくれたよ。旅行の前日に修理に出したA5504Tが戻ってきたという連絡を受けた時は物凄くショックだったけど…。

旅行から帰ってきて、ショボイ携帯を返すと同時に5000円払ってA5504Tを引き取った。携帯2台を持っての何となくカッチョいい生活。でも結局キミしか使わず、ムダに2台の電話代を払うハメになり、数か月後、A5504Tは解約したんだ。

A5506T君。
僕らは出会うはずのない二人だったんだよ。不幸とヤケクソと妥協から、僕らは出会ったんだ。そんなキミともそろそろお別れしようかと思っているんだけど、、、いいかい?


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