うーん、これはプレゼントにもらったらかなり嬉しい。
時々出して開いてみては新しい感動に包まれるかも。
おやおや前は気がつかなかったけど、ここにこんな工夫が…とかね。
…ほめ過ぎかな?
もう不思議の国のアリス以上のアリスかも。
かっこつけて洋書にしたのではないですよ。
これは、Pop-Up つまり飛び出す絵本のアリスです。
話題になったから、ご存知の方も多いと思います。
日本語版も出ているのですが、仕掛け絵本を楽しみたくて、
しかもストーリーを知っている方なら、安い洋書がお薦めです。
<も少し詳しく紹介すると>
最初の大きな仕掛けは、
「やばいやばい、遅れちまう」
と森を走っていくウサギを追いかけるアリスの場面。ウサギを追って深い穴の底へ~。
この仕掛けが楽しい。
Open me の地面をめくってのぞくとアリスが本棚の中を落ちていくのが見えます。
ドリンクでチビっちゃくなってしまったアリスが、
ケーキを食べ過ぎてグワーンとでかくなり、家のあちこちから手足を突き出している場面。
公爵夫人邸の台所。
料理女が、これでもかこれでもかとコショウをふりかけるから、もうくしゃみ地獄。
そんなところで、お顔の異様に大きな侯爵夫人が赤ん坊を抱いておられます。
赤ん坊は火がついたように泣いております。(そりゃそうだよ)
サブの仕掛けでは、
アリスが台所から救出した赤ん坊が
ぶたちゃんに変身しちう。…いや~、元々ぶたちゃんだったんだね。
次はアリス、いかれ帽子屋、三月うさぎと、ほとんど寝ているドーマウスのお茶会。
そして、トランプのハート女王主催、フラミンゴの頭でハリネズミのボールを打ち合うクローケー大会。
最後は、裁判の訳のわからん展開に、怒ったアリスが
「何よ、偉そうだけど、ただのトランプじゃん!」と叫んでしまう場面。
オオッ!トランプの王が女王が、そしてたくさんの兵隊たちが、アリスに降りかかってきた!
そしてアリスは目が覚める。
最後のカードがウワッと降りかかる場面は、ハイライトなので、
この絵本を知らない方でもどこかで見たことがあるかもしれません。
この絵本は表紙の色が、バイオレットというか赤紫なんですが、
実は私がもっている非売品の、金子国義の描いた「Alice's Adventures in Wonderland」もカバーの色がバイオレットです。
アリスにはこの色が似合うってことでしょうか。
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