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健康のためには自転車に乗ろう----しかし、インポに成るとも

2010-09-13 21:00:59 | 健康法
無公害で走る自転車、色んなことも、実用化されている。

走行中に発電しながら走行できる電動自転車ができたり。(走行距離も1.8倍に 三洋電機)

また、走行中に携帯電話に充電できる自転車用発電機が実用化されたり。

健康のためなら、車を使わず、自転車通勤をしましょう、あるいはサイクリングを楽しもうとか、記事を見ます。

しかし、自転車にはインポになる可能性が含まれています、と言う説を唱える人も。


「従来のノーズ型サドルは勃起障害(ED)の要因になるとの結果が出ている。MoonSaddleのウェブサイトで引用されている研究では、 米国立労働安全衛生研究所のSteven M. Schrader博士が、従来のサドルは「神経絞扼[こうやく:神経などが周辺組織に圧迫されること]と血管閉塞」を発生させ、ペニスの血流と感覚を著しく減少させると述べている。

[自転車とEDの関係についてまとめているLosAngels Timesの記事によると、1997年にIrwin Goldstein医学博士が警告を発して以来、これを裏付けるいくつかの研究結果が出ているという。例えば1997年に米国泌尿器科学会がボストンで行なった調査では、男性サイクリストのうち中程度〜完全なEDである者は4.2%、ランナーの場合は1.1%だったという。「会陰部はもともと人間の重量を支えるようには設計されていない」と説明する専門家もいる]

また、他の研究では、女性の場合でも、頻繁に長い時間自転車に乗ると「性的快感が減少」し、長期的には男性と同じように性的能力が低下するリスクがあると報告している。

ただし、会陰部の問題の大半は、毎日長時間自転車に乗ったり、レースをしたりする場合に起きていることを忘れないで欲しい。ゆえに、週に2、3度15分ずつ乗るくらいだったら、重大な問題は起こらないだろう。



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自転車通勤を快適にする5つの方法


NPO団体「サンフランシスコ自転車連合」(SFBC)が年に1度『Bike to Work Day』(自転車通勤の日、5月16日)を設定するなど、自転車通勤を奨励する動きが広まっている[日本では、「バイシクル・エコロジー・ジャパン」(B.E.J.)がSFBCと直接連絡を取り、同様の活動を行なっている]。

自転車通勤は確かに素晴らしいが、とにかく現実的ではない、という意見がある。だが、それは間違いだ。

自転車通勤の利点を考えてみよう。排気ガスを出さず、駐車場探しから解放され、渋滞に巻き込まれることもない。場合によっては、自転車のほうが短い時間で職場に着くことだってある。

とはいえ、自動車通勤のほうに軍配の上がる点があることも事実。そこで、二輪車を四輪車並みに快適にするための方法を5つまとめて紹介しよう。



職場まで自転車で行けば、暑くなり汗もかく

一番の対策は、無理をしないことだ。十分に時間の余裕を持って出発し、飛ばしすぎないこと。適度なペースを守って走れば、うんざりするほど暑くはならない。今はシャワーを備えた職場も多い。

ただし、特別なウェアを買うのも助けになる。全身をストレッチ素材のウェアで固めるのが嫌なら、「サイクルジャージ」を試してみよう。ポリエステルなどの化繊を配合して、肌から汗を早く蒸発させる仕立てのものがある。木綿も悪くないが、一旦湿ってしまうと乾きにくい。

とはいえ、一番のアドバイスはやはり、ペースを落とすことだ。



音楽を聴きたい

ヘッドホンをして自転車に乗るのはお勧めできない。でも音楽は退屈な道のりを短く感じさせる助けになるし、通勤時間でないと、ワイアードのブログ『Gadget Lab』のポッドキャストを聴く時間が取れない読者もいることだろう。

お勧めは自転車用ステレオだ。約70ドル出せば、自転車専用の『iPod』スピーカー『iHome2Go 85B』が買える。自転車のフレームのダウンチューブに留め付けて使うスピーカーで、iPodはキャビネットの中に収納できるから、ホコリや水を浴びる心配がない。

ハンドル部分に取り付ける無線リモコンで、音量調整とトラックのスキップ操作ができる。


持ち運ぶ荷物が多すぎる

下手な言い訳は無用。いくつものギアを切り替えて、[荷物の量や道の傾斜など]負荷に応じたギア比を選べるのが自転車の良いところだ。だから、職場にブリーフケースを持って行くのも、帰宅途中にスーパーに寄るのも問題ない。

荷物の量が多いなら、トレーラー[自転車の後ろにつける2輪車]を試してみるのもいい。

一番簡単なのは、「ユーティリティー・バイク」と呼ばれるモデルを買うことだ。米Kona社の『Ute』は、ホイールベースが長く、荷物を運ぶのに適している。サイドバッグを4つ取り付け可能で、後輪の上の荷台にも荷物を積めるし、2人乗りだってできそうだ。

価格は800ドルで、決して安い自転車ではないが、たぶん月々のガソリン代よりも安いのではないだろうか。


自転車は危ない?

無謀な乗り方をしたり、自動車を運転する感覚で乗り回すとしたら安全ではない。自転車乗りは無防備なので、ケガの防止になるものを身に着けることと、自動車から見えやすくすることが大切。つまり、ヘルメットとライトが必需品だ。

ヘルメットは自転車専門店のものならまず間違いないが、正しくフィットするものを選ぶこと。アスファルトに顔面から突っ込んだときにヘルメットが頭から外れるのは、最も避けたい事態だろう。

ライトは、明るくて、自転車に直接取り付けられるものでなくてはならない。もう1つ肝心なのは電源だ。タイヤの回転を利用して発電するダイナモも悪くはないが、止まっているときは電気が供給されない。

ワイアードのお勧めは、電磁誘導を利用した『Reelite』だ。スポークに留め付けた複数の磁石が回転して、ライト本体の近くを通過する際に発電する。また、コンデンサーに蓄電する仕組みのため、一時停止中でも点灯が持続する。

一番の長所はスピードが落ちないことだ。ダイナモのように回転部がタイヤに接触しないので、摩擦が増えてペダルが重くなるということがない。[別の英文記事では、磁石の数を増やして、他の製品も充電できるようにする改造も提案している]


もっと自転車に乗ろう

自転車に乗れば乗るほど、自転車に乗ることは容易になるし、その楽しさもわかってくる。都会は、自転車に乗っていると違った場所になる。新しい物事に気づき、自動車の窓から眺めるのではなく自分が町の一部になっていると感じることだろう。そして、都会で自転車で乗る経験がどんなものかわかると、自動車に乗ったときにもっと思慮深くなれることだろう。

[日本語版:ガリレオ-江藤千夏/高森郁哉]