ルン・ファン (風が吹く)

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思い付きを!!

太極拳養生  NO、3

2008-09-14 22:00:54 | 太極拳
第三節  太極拳は有益な全身の養生運動です

水泳には多くのすぐれた、運動効能があるということは、多くの人は知っています。水泳は手と足を使い、全身を使った運動です。健康、身体鍛錬には効果的な運動であり、水の中での運動のため、中年から始める運動として運動不足には水泳が適していると思われています。しかし、普段の運動不足を補おうと、急いで効果を得ようとして、急激に身体に運動負荷をかけるために、身体が反作用を引き起こし、故障が続出するという事実があります。


運動量で比較すると、太極拳の運動量は水泳に比べると、とても少ない。

太極拳の強調的な動作要求は、“一動無有不動”動かないことを要求される。

太極拳の動きは、ひとつひとつの動作の中で動きが小さく、身体に負荷が少ないというのが特徴的です。しかし、太極拳は偏った動きは無いので全身運動となり、入念に行うことにより全身動作の調和がとれ、水泳と比較しても、勝るとも劣らない運動効果があります。そのため、太極拳は明らかに全面的な身体鍛錬の運動であると言えます。


太極拳の非常に強調した動作に“一動無有不動”という動作要求があります。
太極拳の“一動無有不動”の動作要求は“柔和、緩慢、連貫、歩く動作は弧を描き円形動作"などの特徴を歩きながら達成することに注意すべきです。
これらは太極拳の練習中に軽く見てはいけない要点であります。


太極拳は筋肉と骨格の関節、内臓を同時に運動することが出来ます。また静かに座って行う、静座のように、ゆっくりと呼吸を繰り返すことで、精神、心を落ち着かせ、心の休養を行う、心身の内外同時に鍛錬することができる優れた鍛錬法であります。
そのため、太極拳は「動くヨガ」とも「動く瞑想法」だとも言われています。


第1、太極拳をする時、四肢と身体のそれぞれの部位は柔らかい動作で完成されます。硬い動きの動作は禁じられています、そのうえ動作と呼吸系に対しては同時に進むことを求められ、動作と呼吸は連動した運動をします。
そのため、心、肺、胃腸など、内臓の機能も促進され、良好な運動効果を促すことができる作用に進みます。


第2、太極拳のすべての動作中の、一つ一つの動作は、“意識引導”、意識によって動作が導かれ、完成された動作となります。人間の心、精神は高度に集中した時、各種の雑念を排除することができ、気持ちを一つに集中することが出来れば、喜びにあふれた清浄な心理状態を達成することができます、これが中枢の神経系の機能に役立つ最も良い調節方法です。
  心の病に掛かれば、心を最善の方向へ、癒しの方向に導くことができます。

  「身体のリハビリ、心のリハビリ」。病んだ人にとっては、最も適したリハビリ運動です。

太極拳の動作の組み立てを考えられた。太極拳を行うときに要求される、歩くときには、円形、あるいはアーチ形のルートをたどる、しかも両方の足の動作は“一虚一実”、途絶えることの無い虚と実を交互に行って変化をする。呼吸も動作に合わせ規律的な呼吸を繰り返し、呼吸と動作を連動させる。

太極拳の動作をするうえでの要求は、動きは柔和で柔らかく、心は静かにして柔らかく、動作中は一貫して貫き通します。
“動中有静、静中有動”を求められる。
このように構想されて、行われる太極拳の動作の変化は興味を十分に満たすように、次々と現れて尽きることがありません。 
練習する鍛練の楽しみ、鍛える気持ちを高める気持ちは、心身の健康を促進しています。これは太極拳の、際立っている優れた美点だ。
太極拳は一面、俊敏になることを重要視するため、人に敏感の度合を高めさせる。また、違う一面は、静かで慎重に動くことを重要視するため、軽率で上調子になることを禁めさせている。
太極拳の練習を通じて心身を鍛えることにより、性急者、イライラとして、せっかちな者は、性格を改善してせっかちな習慣を取り除くことが出来る
性慢者、ゆっくりとした穏やかな人間は。平穏で穏やかな人間でも仕事や物事に対して、劣って、はかどらないというようなことはない。
適時、適所で的確な判断ができる人になることが出来る。