旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20240503 北海道晩春編㉑ 山菜採り 美瑛町

2024-05-03 05:03:01 | 旅鴉の唄



5月3日(金・祝日) 曇り時々晴れ

ついにナキウサギをあきらめ、北海洋さんに引き連れられて、東京のTさんと三人で
山菜採りに出かけることになった。私個人的には、本格的な山菜採りは初めてだ。

急な斜面を登って下って、行者ニンニク(アイヌネギ)がわんさかと生えていた。
採ってもとってもきりがないくらいあり、腰が痛むがそれでも意地になってとり
続けた。北海洋さんによるとこの場所には、行者ニンニクとよく似ていて紛らわしい、
誤食に注意が必要な「イヌサフラン」という有毒植物は生えていないとのことだが、
念には念を入れたい。またこの日道内で、山菜採りの方が急斜面から転げ落ちて
亡くなったと、ラジオのニュースでやっていた。初めて山菜採りの面白さと大変さを
知った私、素人は特に諸々気をつけねばなるまい。

結局、お店で買うと数万円分くらいはあるだろう大量収穫で、妹宅当てに宅配便で
送りつけた。手間暇かけるが湯がいてから無事冷凍保存してくれよ。帰宅後、肉と
一緒に焼いて食べたり、ハンバーグなどの具材で使うのが楽しみだ。関西では
馴染み薄い食材ではあるが、葉物野菜が不足しがちな夏場、滋養強壮を補う意味でも
珍重されるのではないかな。


    

手元にわずかに(それでも、市販の二束分くらいはあったと思う。500円くらい
するだろう)残しておいた生の行者ニンニクを、手持ちのコッヘルで茹でてお浸しに
して夕食時にいただいた。調味料は、スーパーマーケットでお刺身用に置いてある
醤油をお弁当用に拝借したのを流用した。湯がいてなお、これだけの甘みとうまみが
残るとは、さすがだ。日本酒との相性もよく、グイグイ杯が進んだ。

本当は冷凍せずいただくのが一番おいしいとのことだが、これだけの大量収穫分を一気に
食べるのは到底無理なので、冷凍保存したものを、少しずつ解凍していただくとしよう。  


    

この前山上で、エクセロフトのアウターのズボンを岩場で破ってしまい、バンドエイドで
応急処置して使っている。これが意外としっかりくっついていて、この旅中は持ちこたえ
そうだ。

モンベルで確認したら、2400円で修理してくれるとのこと。帰宅後修理に出して、
もう少しはき続けたいと思っている。
    


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