旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20240510~11 北海道晩春編㉙ 洋上 小樽港~舞鶴港~和歌山市

2024-05-11 05:11:01 | 旅鴉の唄



5月11日(土) 晴れ時々曇り

往きと同じような状況で、ネット上の指定表ではほぼ埋まっているはずの座席が、
実際にはどうやら空席のままのようで、船内は往路同様ガラガラだった。

ところが、同じコンパートメントでは私と若い外国人親子連れ二組だけなのに、すぐ隣の
ベットが指定されていたので、これはお互いちょっと気まずい。なんぼ私の語学力が優れ、
コミュ力が高くとも、少し距離をとったほうがいいと思われ、自主的に部屋内で座席を
移動させた。私は寝る時以外ほとんど部屋にはいないのだが。


    

最初やや高かった波も、西へ向かうにつれ徐々に収まり、快適な船旅となった。

GW期間を挟んでの長旅は久しぶり、うまく人の波をかわせるかと案じたが、まずまず
適切に切り抜けられたとしておこう。観光的な目玉商品が少ないこの時期には、道外からの
旅行者は少ないので、道民の動きに逆らうような行動をとることで、どうにか大移動に
巻き込まれずやり過ごせる。しかしそれにも限界はあり、空いているだろうと開店と
同時に飛び込んだ入浴施設がいきなり込み合ったいたりして閉口させられる場面にも
遭遇、まあ、すべてをこちらの意のままにコントロールすることもできまい。

エゾヤマザクラやカタクリの開花に合わせるのを意図しないのならば、GW明けの
より華やぐ景観を楽しめる時節、北海道を訪れるのが無難であろう。
    


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