昨日、そして今日と、雨の降る時間が長くなっている和歌山市です。元々年間降水量の少ない
和歌山市では、先日大雨もあり、すでに例年の6月の総雨量を上回る雨が降っているようです。
朝、雨の止み間にナスビを収穫しました。二本植えているうちの片方の二番果で、やや
小ぶりながらいい形のものがとれました。
依然生育が遅れ気味のオクラ4本のうち、これが一番ひどい有様の株です。せっかく
伸びてきた新芽が、まるむし、ナメクジなどの食害で鬼舞辻無惨な状況です。
こちらが一番マシなグループです。そろそろ一本立ちにと考えていますが、無事
収穫までこぎ着けられるかどうかは微妙な感じですね。
ピーマンにテントウムシがいるのに気がつきました。アブラムシが発生しているので、
飛来を熱望していたんですよ、やった~! できたら数匹やってきて、「産場」に
してもらい、幼虫が現れるとさらにいいのですが。
佳境に入ってきた2023年度春アニメ、皆さんはお気に入り作品が見つかり、
楽しめましたかね? レベルの高い作品がそろっていた中でも、私が個人的に一番
入れ込んだのが「君は放課後インソムニア」でした。
主役のふたりがインソムニア(=不眠症)という設定で、それがきっかけで出会い、
結びつきを強めます。私は元々睡眠のコントロールが下手なほうでしたが、長く
勤めていた仕事を退職後にその傾向がさらに顕著になり、おそらく病院に行けば
何かしら診断がつき、その手の薬を処方されるのではと思っています。春の東北への
旅で、何度か夜間に撮影していますが、いずれも目覚ましをセットして行動したわけ
でなく、勝手に夜中に目が覚めて、どうせ眠れないならと、夜桜などを写してみた
のですね。なので、夜眠れないふたりには、親近感、シンパシーを感じるわけです。
ふたりはひょんなことから廃部だった天文部を復活させ、部の存続のため星撮を始め、
コンテストの入選を目指すようになります。写真、特に天体写真に関してはまったくの
素人だった主人公・中見丸太(なかみ がんた)の悪戦苦闘ぶりも私自身と重なるん
ですよ。私などはほとんど我流、いまだにでたらめな写真しか撮れませんしねえ。
しかし丸太は、熱意をもって取り組み、コンテストで賞をとったこともあるOGの
手ほどきもあり、どしどし腕を上げているようで、私は置いてきぼりをくらいそう、
私も同じように白丸センパイに手取り足取り教えを乞いたかったですよ。そしたら今頃、
もうちょっとマシになっていたかもな。
ヒロイン・曲伊咲(まがり いさき)がこれまたとってもいい子なんです、明るく、
前向きで。先天的な病気を手術で克服しているけど、そのため心臓が半分しか
機能していないという設定なのが気がかりです。「君の膵臓をたべたい」のような
儚い結末にならないことを願うばかりです。ふたりにはぜひ幸せになってほしい。
もうひとつのお気に入りが「スキップとローファー」で、この二作品に共通するのが、
どちらも石川県が舞台だということ。スキップ~は主な舞台は東京ですが、主人公が
珠洲市(番組内では架空の地名で紹介されていたようですが)出身という設定で、
家族や親友がそこに在籍する関係で、しばしばふるさとが登場したり、方言が
飛び交ったりしています。珠洲市は能登半島の先端部、その付け根付近にあるのが
~インソムニアの舞台・七尾市で、こちらはずばり実在する駅や温泉などの施設が
バンバン登場します。先日能登半島で大きな地震があった際、「あれ? 誰か
知人(旅仲間)が、今能登を旅してなかったっけ?」とまず頭に浮かび、心配した
のですが、そうでなく、スキップ~と~インソムニアの世界観と現実世界が
ごっちゃになっていたようです。
一連の地震報道の中、ある道の駅からの中継時、背後にスキップ~のポスターが
掲示されているのに気がつきました。ご当地アニメなんですよねえ、地元が
力を入れている様子が伝わります。数日前和歌山でも地震があり、昨日は道南を
中心に大きな揺れが発生、緊急地震速報がテレビから流れました。気のせいでなく、
本当に日本列島あちらこちらで揺れているようで気色悪いですし、他人事では
ありません。中でも特に能登地方では地震の連鎖が収縮し、聖地巡礼の旅行者が
安心してこぞって押し寄せる日が、いずれ来ることをお祈りします。
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