旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

ジョロウグモの餌食となったアゲハチョウの幼虫

2021-10-23 18:50:00 | 案山子と人と烏




冬型の気圧配置となり、木枯らし1号が吹いた近畿地方です。部屋掃除をして、こたつ布団を
セットしました。例年、11月1日をめどに用意していたように思うので、やはりいつもの年よりも
寒くなるのが早まったのでしょう。

人間もこの急激な温度変化についていくのに一苦労、昆虫も面喰っていると思います。野外の
やぶ蚊が一気にいなくなったようです。ただし、屋内に侵入した蚊は12月頃まで活動するので、
今しばらくベープマットを片付けるわけにはいきません。


我が家の庭に大きな巣を掛けているジョロウグモ(の仲間)。そろそろエサになる虫もいなくなった
のではと見上げると、大きな獲物を捕らえていました。まさかと思いましたが、どうやら
アゲハチョウの幼虫のようです。


    

空を飛ぶことのない幼虫がどのような経緯で巣に掛かってしまったのかは正確には不明ながら、
巣の左上の端がレモンの木から伸びていて、そこに触れた幼虫の振動がクモに伝わり、
飛びかかられたのではと推察されます。冬前に最後のあがきを見せるクモも、生き延びる、
あるいは子孫を残すのに必死でしょうからねえ。


         

玄関脇のアゲハチョウの幼虫のさなぎは、ふたつとも無事です。


         

木洩れ日を浴びるマユハケオモト。

コメント
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