この春、鳴り物入りで始まったアニメ作品とは、いわば最初からシードされていて
見ることを約束されていた番組だと言い換えられるでしょう。
まずは「ゴールデンカムイ」。原作が「手塚治虫文化賞・マンガ大賞」を受賞しており、
もちろん私はそれを一度も読んだことはないにせよ、これは外せないなと当初からシード権を
得ていたのです。なので、原作のテイストをアニメ化されてもどれくらい残しているか、
あるいは忠実に表現されているのかなどはまったくわかりません。
手塚さんの作品では「シュマリ」が思い出される時代と舞台設定で、時系列的には、
シュマリのあとにゴールデン~が来る感じでしょうか? 開拓期の北海道が舞台で、
アイヌ民族や文化が詳細に描かれているなど、我々北海道好きには興味を引かれる
設定がそろいすぎていて、それだけでも見る価値のある作品なのです。
金の隠し場所を捜し求める主人公たちに、軍や脱獄囚などが絡み合う展開も
スリリングで、ストーリーも面白いです。あとは、おそらくは長い物語でしょうから、
最後まできちんとアニメ化してくれるかどうかですね。
次に「ちはやふる」。これは少女マンガが原作のようで、もちろんこれもまったく読んだことは
ありませんが、実写版で映画化されるなどして、人気があることはなんとなく知っていました。
ただし、このアニメ版は新番組ではなく再放映されているものらしくて、私が知らないだけで、
アニメでもすでに高い人気を得ていたようなのです。来年第三期が放送されるとかで、
その番宣を兼ねての放映なのでしょう。できたら続けて第二期まで再放映してくれることを
強く祈念いたします。
さて、このちはやふるを見ていて気づいたことは、私が昔よくアニメを見ていた時代の
古式ゆかしさをこの作品は伝承しているという点でした。それは主人公(ヒロイン)が飛び抜けた
美人で、しかも競技カルタの腕前も一流と、才色兼備なことなのです。
我々昔な時代では、たとえば
「エースを狙え」=岡ひろみ+竜崎麗香(憧れの存在のちライバル)+その他大勢
「アタック№1」=鮎原こずえ+早川みどり(ライバルのち親友)+その他大勢
「魔法使いサリー」=サリーちゃん+すみれちゃん(親友)あるいはサリーちゃんのママか?+その他大勢
などなど、せいぜい目立つのは親友やライバルまでで、彼女らはルックスと実力を兼ね
備えているのに対し、あとは十把一絡げの扱い、見ている側は誰に焦点を合わせたら
いいのかがわかりやすかったのです。
ところが昨今のアニメでは、ヒロインと同じくらいのレベルの美少女がわんさか登場する
ものが多く、おじさん、誰が誰やら見分けがつかなくて大弱りすることが多々あるんですよ。
なので、ちはやふるで主人公が突出した存在として描かれているのを見て、妙に
郷愁を覚えてしまった次第です。
美少女がわんさか登場するといえば… (つづく)
マクロレンズで撮影した花々の、以前から咲き続けている花特集です。
この朱色の雑草がますます花数を多くしています。母は植えた記憶がないそうで、どこからか種か
球根が運ばれてきたのでしょう。
買った時には、これだけ花が密集して咲く姿を想像できなかった天使のウィンク。次から次へと
つぼみが出てきます。
フクシアプーニー。
キンセンカは本当に丈夫な花です。
嵐にもめげず、きれいな花を咲かせたカラー(カユ)。
こちらは嵐の前に切り取って、生け花にされたカラーです。完璧な咲きっぷり。
今日は一日中安定した晴天だった和歌山市です。こたつ布団を片付けたあと、午後から
シュラフやテントを陰干しして風を通しておきました。その都度洗濯してから仕舞っているものではないし、
気持ちの問題だけかもしれませんが、次回使用時に少しでも気持ちよく使えればと考えての作業です。
これは決して優先して行うことではなく、それほど今年のゴールデンウィークは晴天が多かったことの
結果でしょう。関西地方で行楽を予定されていた方々は、ほぼ思惑通りに事が運んだことと思います。
全般穏やかな日和が多く、しかし極端な空模様、今度は連休明けに荒れそうな気配なので、
それをはや心配しますね。
フダンソウ(うまい菜)の収穫が堅調で、今日もボールに山盛り4杯とれました。小さなナメクジ
3匹と特大のを1匹捕殺しました。寒冷紗を被せてあるといっても隙間がありますし、特大のは
どこからか進入したと思われます。すべての葉を裏返しながらチェックして収穫しているわけでもなく、
母には調理の際注意するよう促してはいるものの、多少は一緒に茹でちゃってるかもしれないですわ。
フダンソウ、ナスビ、ピーマンに追肥を施しました。いずれも今のところ順調に育っている中で、
一番難しいのはナスビでしょうね。昨年は何が良かったのか、ものすごい量が収穫できて、
でも今年はそううまくはいかないでしょう。できるだけ昨年の数に近づけることを目標にしては
います。