1月30日(土)、設置作業を行いました。どれだけ時間がかかるか想像もつきませんが、できたら
この日のうちに一通り終わらせたいところです。ハードディスク・レコーダーの録画に支障をきたすし、
大きく店開きしたままでは生活の場も奪われますしね。
まずはケーブルの端末処理、バナナプラグの取り付け作業です。
購入したバナナプラグへのケーブルの取り付けには小さなマイナスドライバーが必要です。
それとケーブルの皮膜を剥ぐニッパ。このニッパは中学生のときに買ったもの。長い付き合いだなあ。
一連の作業、手間がかかるし面倒くさいんだけど、やってるうちに昔の感覚がよみがえってきて、だんだん
楽しくなってきたからこれが不思議。なにか工作する作業感覚って、ほんと久しぶりなんだな。
写真右のケーブルは、パイオニアのSPの付属物。ところがこれがあまりに細くてお粗末なので却下して、
手元にあったのを使うことにしました。これもけっして上物ではないけど少しマシかな。こちらもずいぶん
古いけどねえ。でも紅白色違いで右左がわかりやすいし。一般的には白いほうが壁の色に溶け込み
目立たないから好まれるんだろうかね。
しかし使ったケーブルもけっして太くはなく、このままでは抜け落ちる可能性もあるので、推奨の
倍の長さ(約2,5センチ)に芯線を出し、半分に折り返して見かけ上二倍の太さにして差し込んで、
二箇所のネジを締めたところ、強固に固定されました。これだと、よほどの力が加わらない限り、
抜けることはないと思われます。
AV用のメインスピーカーの背面。これはずいぶん前に買ったヤマハ製。壁面取付金具が最初から
取り付けられていますが重量が5キロあり、かなり堅牢な壁でないと持ちこたえられないでしょう。
片方の接続端子(ターミネーター)がもうだいぶ前から破損したままで、今回バナナプラグを購入してようやく
きれいに接続できました。ついでにもう片方もバナナプラグに変更して、微妙な音色を統一させました。
ケーブルはやや太めのPCOCC素材のもの。これくらいの太さのケーブルに、ドンピシャでマッチする
バナナプラグです。
このオーディオテクニカ製のバナナプラグはがっちりしたつくりで、接続に関しては間違いないようで
信頼できます。デザインもすっきりしていて、スマートに接続できて、特に繁雑になりがちなAVアンプの
背面がすっきり片付くと思われます。しかし絶縁カバーのネジきりの精度がイマイチで、強い負担をかけると
簡単に外れてしまうのが難点です。この点、改良が望まれます。