旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

ご観覧ありがとうございます

2014-09-30 23:59:59 | 展覧会の絵


   


   

2013年撮影作品シリーズ その6


この年の秋の北海道は晴天が長続きせず、また、自分自身の体調が思わしくなかったこともあり、
山上で泊まれたのはわずか一日だけでした。しかし、その割りに早朝の写真がそこそこあるのは、
未明から朝駆けして撮影に臨んだからですね。ただその無理がたたったのか、最後まで
風邪が治らず参りました。

この日もまだ暗いうちから銀泉台を出発、赤岳・第四雪渓での撮影を敢行しました。まったく
ロケも出来てなくて、カンだけが頼りの一発勝負です。いまいちオレンジ色の成分が少ないながらも
朝陽が来て、そこそこいい条件でしたが、残念ながらそれを生かせるような紅葉の状態ではなくて、
紅葉撮影のセッションとしてはパッとしませんでした。

しかし雲海はなかなかきれいで、今回何度か撮影した中では一番気に入ったのが撮れました。
遠方の山影は阿寒の山々ですね。この日は視界が利いて、知床連山もくっきり見えていました。
(アングルからはフレームアウトしているけど)


早々に下山開始、登ってくる登山者とバシバシすれ違います。銀泉台(第一花園)の人気撮影ポイントに
戻った時には、たまたま登山者が途切れ、まったく無人でした。早朝ここを通過する頃には
真っ暗でよくわからなかったのですが、この時点ですでにナナカマドはかなり色づいていて
驚きました。もちろんまだまだピークには早くて、撮影するまでにはいたりません。
足元のゴゼンタチバナなどの草紅葉を写し、山を下りました。


【銀泉台~赤岳、早朝撮影セッション/2013.09.13撮影】

 

 

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おとん、仕事やめるってよ

2014-09-30 19:50:05 | 老人のつぶやき

ということで、本日9月30日付けをもちまして退職することになりました。
長い間お疲れさまでした(誰も言ってくれないので…)。

辞める理由は様々あるのですが、ぶっちゃけ一番は「体の動くうちにできるだけ好きなこと
やっておきたい」からでした。この点は個人差があり、定年後も再雇用されて仕事を続ける方もいるし、
若い人に負けずにバリバリ趣味にいそしむ方もいることでしょう。私の場合は残念ながら体力に
自信がなく、どうも定年を待っていたら、いよいよ体の無理が利かなくなりそうなのです。でも
経済的観点からみると、できたらあと5年我慢したかったですね。このあたりの兼ね合いが一番難しく、
最後まで決断を鈍らせた要因でした。

このあとの予定はまったくの未定です。できたらハチマキさんのように悠々自適に過ごして、一生
仕事に就かないのが理想です。ただ現時点の蓄えと私の浪費癖、放浪癖を鑑みると、どう考えても
年金(少ないし、そもそも当てにできるの?)をもらえるまで持ちこたえられないのは疑いありません。
一方、独り者ですから、そうあくせく働かなくても何とかなるかなという甘い希望的観測をしているのも
事実です。どっちみち腕に職もなく、この年齢ですし、まともな定職につくのも困難でしょうから、
なにかしら短期のアルバイトでもしながら、しぶとく食いつないでいくのが現実かもしれません。

ですから、一見私の前には無限大の可能性が広がっているように見えながら、実際には茨の道、
サハラ砂漠のような不毛の大地が広がっているだけかもしれません。大きな組織を離れ、頼るものが
なくなるのもやはり不安です。以前仕事を辞めた時、あれほど次回は次の仕事を決めてから
辞めようと誓ったにもかかわらず、今回もまた何も決まっていないという同じ過ちを犯してしまいました。
これが私なのですからしょうがないですけどね。

お金はないけど時間だけはたっぷりありそうなので、このブログは今のところこれまでどおり続ける
つもりです。これからもよろしくお願いいたします。








 

コメント (2)
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