ハラビロカマキリのオスと思われる個体を発見しました。「発見」なんて、ちょっと大げさかもしれませんが、
これだけ庭でカマキリを観察しているのに、不思議なくらいその姿を確認できないんですね。
もしかしたら、オスのほうがはるかにメスに比べて個体数が少ないのかもしれません。
そういえばギャオスはすべて「メス」なんだそうです。ガメラ3には、中山忍さんがまた出演されている
ようなので、個人的には映画の出来そのものよりも、こちらの方が興味津々だったりして。
まあ、見方そのものがすっかりおっさんなんやから、仕方ないとしておいてください。
メスといえば、X星(エックス星)では、すべての女性の顔が「水野久美」なんですってね!
これ聞いて、「X星へ移住したい!」と思ったのは、私だけではないと思いますよ。しかし、母親の顔も
水野久美、妹二人も水野久美だったら、ややこしいことこの上ないですかな。水野久美さん、
エキゾチックな顔立ちで、「東洋の神秘」って感じがとてもグーですよね!
何の話かと申しますと、この前見たゴジラシリーズの「怪獣大戦争」の話題。この頃特撮の見過ぎで、
頭の中が「空想科学シリーズ」状態なんですわ。で、ついでにこの映画の話を少し続けますと、
なんとこの子供向け映画の中でキスシーンがあったんですよ。びっくしりて、あわてて巻き戻して
何度も見直してしまいました。当時はDVDはもちろん、ビデオもまだ家庭にはほぼ皆無でしたから、
こんなチェックはできなかったことでしょう。なんでしつこく見直したかというと、正確にはどうやら
キスをしているフリだけみたいなんですよ。ニック・アダムスの頭がかぶさり邪魔をして確認が困難だし
(ご両人はニック・アダムス氏とX星人の水野久美さんです)、すぐに顔を引き離してしてしまうので、
キスシーンということはわかるものの、唇自体が触れているかどうかは画面ではわからないんです。
「映倫」に引っかかるわけではないにしろ、一応子供向けって枠がある以上、これでギリギリの演出
なのでしょう。怪獣映画=子供向けとは即座には言い切れないけど、その前に公開された
「地球最大の決戦」からゴジラが人類の味方に転じ、この作品ではキングギドラに勝利したあと
イヤミの「シェ~」のポーズを連発するゴジラ…対象年齢も明らかに下がり気味、いろんな意味で
分岐点だったんですね。しかしこのあたりの一連の作品「モスラ対ゴジラ」「地球~」「怪獣~」などは
脚本が卓越、円谷英二さんの特撮技術もあって、いやいや、どれもよくできていますわ。
長くなりついでにもうひとつ付け加えると、そのキスシーンの前、ニック・アダムスと地球人に化けた
X星人の水野久美は一夜を共にしているんですよ! 番組内ではサラッとした演出で軽く流されてるけど…
その時点でなんかおかしいと気づかなかったんかいなニック・アダムス! と、ひとり深夜、
テレビ画面に向かって突っ込みをいれてるんです。まあだいたいがお酒飲みながらウダウダ
見てますから、ストーリーの本筋とはあまり関係のない、どうでもいいことが気になって仕方がないんですね。
おっさんが特撮怪獣映画を見ると、こんなテイタラクなわけ。
でまあ、普段観察する機会の少ないハラビロカマキリのオスです。最初気がついたのがオクラの
葉っぱの上。次に見に行ったらずいぶん移動して、黄色い花咲く草花にとまっていました。
保護色で見分けがつきにくく、探すのに手間取りました。さらに、次に見にいったらすでに姿がなく、
一箇所にとどまることの多いメスと違って、縄張り内を常に移動しながら生活しているんだろうか?
成虫寸前の大きな個体でした。
こちらは紫の花咲く木に陣取ったメス。少なくとも二匹ここにいます。
今日も近畿地方では局地的に激しい雨となったようです。福知山市内の水没した映像には
驚きました。舞鶴港に向かう際、しばしば通過する場所でもあり、とても気がかりです。
被害が少ないことをお祈りいたします。
和歌山市では南寄りの風が強く、時々雲の広がる不安定な空模様ながら、雨雲はかかりませんでした。