goo blog サービス終了のお知らせ 

旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

ご観覧ありがとうございます

2013-01-31 23:59:59 | 展覧会の絵



「年賀状使用作品シリーズ」   その10(2013年度)


2013年用葉書・年賀状の「真」バージョンです。
当初この写真を使う予定で試し刷りしてみたら、フチなし印刷にすると
必然的に四辺が若干トリミングされてしまうので、山(トムラウシ)が紙面ギリギリに
なってかなり見苦しいように感じ、もうちょっと広角撮影した写真に切り替えたんです。

それにしても葉書サイズだと、手前のチングルマはともかく、本来は奥の方まで広がり続ける
花の大部分が再現できず省略されてしまうんですよ… ここに掲載している写真も大幅に
サイズダウンしているので万全ではないにしろ、インクジェット葉書に再現されたものと比べると、
まだかなりマシに思えます。もし手元に年賀状が届いている方は見比べてくださいな。


化雲岳山頂直下に広がる化雲平(神遊びの庭)は、大雪山系で一番ではないかと言われる広大な
お花畑です。大雪で一番ということは、おそらく日本一大規模な高山植物の花畑ではないでしょうか? 
花付きがよかった昨夏は、例年以上に密度濃くチングルマの花が埋め尽くし、トムラウシが衣を
まとっているように思えました。

チングルマは雪解け後可憐な花が咲き始め、盛夏には大群落を形成し、初秋に風車のようなヒゲ
(綿毛・種)となり、そしておしまいには秋の深紅の草紅葉まで、長く登山者の目を楽しませてくれる、
本当に愛すべき高山植物ですね。


化雲平はどこから歩いてもかなりのアルバイト量、日帰りまず不可能な大雪山の最深部です。
いつまで行けるかわかりませんが、体力の続く限り通えたらと願っています。



               【 稚児車 衣を纏い 神遊ぶ /2012.07.23 撮影】



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする