録画しておいたのをようやく見ることが出来ました。
はやる気持ちを抑え放映順に「今日からマ王」から見だしたのですが、
番組中岡田斗司夫氏が何度も「イデオン」の名を口に出したので
我慢しきれず次のトップをねらえ!編をとばして伝説巨神イデオン編を
見てしまいました。
もう少し辛辣な意見も出るかと思ったのですが、賞賛の声が大半でした。
(時間の関係でカットされた部分はあるでしょうが)
特に福井晴敏、岡田斗司夫の大先生方が「ターニングポイント、この世界に
入るきっかけとなった作品、イデオンを基準に他の作品の出来栄えを審査する」
等々高くこの作品を評価しているのが印象に残りました。
こんな凄い作品が39話で突然打ち切りになるのですが、その辺のエピソードを
当の脚本家松崎健一氏が語ってくれたのも面白かった。
その39話はいつもどおり淡々と進みながら、唐突に
「その瞬間であった、イデが発動したのは…」のナレーション、ラスト2分で急展開、
「プッ」っと終わっちゃうんですからね、番組も終盤、大盛り上がりの中…
予定通り43話まで製作されていたらどんなによかったことか…残念ですが、
映画でその続きとなる「発動篇」を作ってくれたのに本当に感謝します。
ゲストは順当ならヒロインのひとりカララ・アジバの声をあて、エンディングテーマも
歌っている戸田恵子さん(いまや超売れっ子)かと思われましたが、
なんと麻上洋子さん!でした。我々世代にはヤマトの森雪役「古代くん!」で
御馴染みの可憐な声の持ち主ですが、この番組ではカララの姉のハルル役。
男勝りで猛々しく、妹をねたみながら狂おしく死んでいく女勇者…
声を聞いただけではまさかあの森雪と同じ声優とは気がつかないでしょう。
岡田斗司夫氏が選んだ名場面は私と同じくカーシャが「みんな星になってしまえ!」
と叫ぶシーンでした。ほかの方も不思議にカーシャがらみの場面が多かった。
ヒロインのひとりですがそんなに美少女に描かれているわけでもなく、むしろ
主人公コスモと同じメカを扱う男勝りなライバル的存在なのですが、
最後の最後コスモと心を通わせたかに思われた直後に… 涙涙。
声はやはり我々世代にはこの人抜きにアニメは語れない白石冬美さんでした。
私ももう少し熱心にアニメを見ていたら、今頃は岡田氏の代わりにあの席に
座れていたかもしれないのに、何をやっても「中途半端やな~」ですからね。
(あの人も絵描きに転身したんだって?)
あっと、気がつくと、またダラダラ長くなってしまった!
やっぱりアニメ夜話は面白いね~次もたのみまっせ~。
動く湖川友謙氏(キャラクターデザイン)も初めて見られて (プッ)
(視聴率が低迷しているので、途中打ち切りの憂き目)