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鞆の浦

2014-08-20 20:43:01 | 日記
鞆の浦
鞆の浦は、広島県福山市南部の港町である。瀬戸内海のほぼ中央にあたり、万葉の時代から瀬戸内海の東西航路の「潮待ち港」として知られる。中世には交易・軍事の要地として栄え、江戸時代には、琉球使節・朝鮮通信使・オランダ商館長らの一行がたびたび寄港した。港町の鞆地区には、歴史をとどめる旧跡・古刹の他、江戸時代から続く保命酒の酒蔵などが点在し、近世の古い町並みが残されている。とりわけ歴史的価値が高いのが、常夜灯・雁木(がんぎ)・波止・焚場(たでば)・船番所がそろった港湾施設である。近世の港湾遺構が一体で残されているのは、日本で唯一である。また、仙酔島・弁天島・玉津島など、沖合の島々と一帯の景観も人気で、歴史と自然が息づく景勝は多くの人々を魅了してきた。1992年には「都市景観100選」(国土交通省)、2007年には「美しい日本の歴史的風土100選」(古都保存財団等)にも選ばれている。2008年公開された宮崎駿監督のアニメ映画『崖の上のポニョ』の舞台になったことでも知られる。









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