中小企業診断士の独り言

中小企業や商店街を支援している中小企業診断士のブログ

「鶴岡まちなかキネマ」

2015-07-27 16:09:07 | 日記
「鶴岡まちなかキネマ」
平成22年5月には、スクリーン前にステージを有する大小4つのシアター(座席数40、80、152、165)にベーカリーショップ(当初はレストラン)を併設した昭和初期建築の木造工場を活かした映画館「鶴岡まちなかキネマ」が開館しました。 
株式会社まちづくり鶴岡は、遊休資産となっていた昭和初期建築の木造工場を活かし「鶴岡まちなかキネマ」事業に取り組みました。地域文化の発信やリピーターの確保、地域とのパイプ構築などの取組みにより、郊外のシネコンとの差別化・棲み分け路線を定着させ、2~3年目から来客者が増加傾向にあります。
鶴岡市は、山形県の西部に位置し、南部は新潟県と接しその市街地は、藤沢修平作品でも知られる城下町の風情と、バイオベンチャー企業を数多く輩出するという新旧の文化を併せ持った地域です。しかし、中心市街地の人口及び世帯数の減少と高齢化に加え、郊外に進出したショッピングセンターへの買物依存度の高まりに相前後して、中心市街地の大型集客施設の撤退や経営不振・後継者不足による閉店が続くなど、商業機能弱体化が顕在化しています。
 市内にあった映画館は郊外で開業したシネマコンプレックスの影響を受け閉館となり、郷里庄内を舞台にした藤沢修平作品の映画化やフィルムコミッションによる撮影誘致により、映画を身近に感じる風潮が形成されてきたことから、山王商店街近傍で歴史ある繊維メーカーである松文産業株式会社の遊休資産となっていた絹織物工場を映画館として活用する案が浮上してきました。そのため、平成20年7月に認定された鶴岡市中心市街地活性化基本計画においては、活性化区域のほぼ中央に位置する山王商店街におけるふれあい・賑わいゾーン整備と映画・文化施設整備、銀座商店街における伝統工芸展示・体験・物産事業などのまちの魅力向上が盛り込まれました。










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金山町の印象

2015-07-13 18:14:11 | 日記
金山町の印象
“険しい尾根を越えて非常に美しい風変りな盆地に入った。ピラミット型の杉の 林で覆われ、その麓に金山の町がある。ロマンチックな雰囲気の場所である。私は ここ2、3日ここに滞在したいと思う・・・”(明治11年7月)
─イサベラ・バード女史(英国地理学会特別会員)の「日本奥地紀行」の一節より─
 私のかみさんが、秋田県湯沢市の出身のため、車で金山町を何度か通過したことがあった。峠を越えると盆地が広がり、夕闇の中にピラミットのような山が浮かび上がる光景が長く印象に強く残っていましたが、その場所が金山町と知ったのは、かなり後になってからである。
金山町は、羽州街道沿いに開けた宿場町で、白壁造の土蔵、住いが周囲の山々の緑に映える落ちついた街並みはバード女史が訪れて一世紀過ぎた今もあまり変わりなく“常緑杉山四方にめぐらして光静けき水清き町”を形づくっている。 この町民の共有する貴重な財産である金山らしい街並みや自然を保ち、さらにつくり上げて後世に引き継ぐことがわたしたちに課せられた重大な責務と考える。しかし、近年必ずしも町の風土、環境になじまない家並みが目立ちはじめる等、ふるさとのよさが失われつつある。
いまこそ、先人が伝えてくれた金山らしい文化、自然を生かし、地域経済の活性化を促しながら、街並み景観づくりを進めていかなければならない。















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金山町街並み(景観)づくり100年運動とは

2015-07-13 18:13:52 | 日記
金山町街並み(景観)づくり100年運動とは
いま、全国各地で昔からある街並みの保存運動が展開されている。それは、私たちが日常生活で便利さや機能性を優先させながらも、心のどこかで追い求めてきた、懐かしいたたずまいの家並みや風景を捨てきれないからだと思われる。
このような状況の中で、金山町では昭和58年度策定の「新金山町基本構想」の中で『街並み(景観)づくり100年運動』を基幹プロジェクトとして位置付けし、推進をしている。これは100年をかけて自然(風景)と調和した美しい街並みをつくっていこうというもので、あわせて林業等の地場産業の振興や人と自然の共生を図るというもである。
街並み(景観)づくり100年運動の実現のために、昭和61年3月に「金山町街並み景観条例」が制定され、「街並み形成基準」とともに、街並みの基本となる「金山型住宅」の基準と、金山型住宅を建てた場合の助成制度が定められた。
金山型住宅とは
白壁と切り妻屋根をもつ、在来工法で建てられた住宅である。金山で育った木材や伝統的な材料を使うことによって、気候風土にあった建物になる。また、年数が経過しても「美しく古びる」素材であり、地球にやさしい住宅といえる。金山型住宅の家並みこそ「もうひとつ先の金山」の姿であり次代に継承する美しい共有財産である。










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金山町街並み(景観)づくり100年運動とは

2015-07-13 18:12:45 | 日記
金山町街並み(景観)づくり100年運動とは
いま、全国各地で昔からある街並みの保存運動が展開されている。それは、私たちが日常生活で便利さや機能性を優先させながらも、心のどこかで追い求めてきた、懐かしいたたずまいの家並みや風景を捨てきれないからだと思われる。
このような状況の中で、金山町では昭和58年度策定の「新金山町基本構想」の中で『街並み(景観)づくり100年運動』を基幹プロジェクトとして位置付けし、推進をしている。これは100年をかけて自然(風景)と調和した美しい街並みをつくっていこうというもので、あわせて林業等の地場産業の振興や人と自然の共生を図るというもである。
街並み(景観)づくり100年運動の実現のために、昭和61年3月に「金山町街並み景観条例」が制定され、「街並み形成基準」とともに、街並みの基本となる「金山型住宅」の基準と、金山型住宅を建てた場合の助成制度が定められた。
金山型住宅とは
白壁と切り妻屋根をもつ、在来工法で建てられた住宅である。金山で育った木材や伝統的な材料を使うことによって、気候風土にあった建物になる。また、年数が経過しても「美しく古びる」素材であり、地球にやさしい住宅といえる。金山型住宅の家並みこそ「もうひとつ先の金山」の姿であり次代に継承する美しい共有財産である。










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山形県金山町(かねやままち)

2015-07-13 18:09:00 | 日記
山形県金山町(かねやままち)
同町は山形県北東部、秋田県と接する町で最上郡に属している。
町域の4分の3を占める森林からの金山杉と、白壁を用いた「美しく古びる」を目指した金山型住宅、また石造りの大堰と呼ぶ農業用水路には錦鯉を放流するなど、景観施策に意欲的な町として複数の町並みコンクールにおいて受賞実績がある。
江戸時代には羽州街道に沿って金山宿と中田宿が置かれ、宿場町として栄えた。金山宿から先は、秋田県まで金山峠(森合峠) - 主寝坂峠 - 雄勝峠と厳しい峠が続くため、参勤交代をする秋田・津軽の諸大名が必ず泊まる宿場であり、本陣・脇本陣が置かれていた。村制施行以来町域の変更がなく、昭和の大合併・平成の大合併と幾度もあった合併の流れに加わらなかったことを町の誇りとするなど、独自色の強い町である。










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プロフィール

東京都江東区生まれ 中小企業診断士 商店街支援、小売業・飲食業・サービス業診断 創業診断、 2014年02月 中華そば Kちゃん診断 2回 ミラサポ 2014年02月 有限会社清算 清算人 6月まで 2014年03月 ONの橋商店街診断 2014年04月 全国商店街支援センター よろず相談アドバイザー (現 任) 2014年06月 亀戸K事業協同組合診断 2014年07月 亀戸K通り会商店街診断 2014年07月 製造小売菓子店経営診断 江東区 2014年09月 飲食店経営診断(中華・日本そば・インド料理) 2014年09月 N区商店街振興組合連合会 組合決算書精査 2014年10月 ネット通販創業診断 中野区