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中野駅南口再開発

2024-07-02 10:42:07 | 日記
中野駅南口再開発
今回の再開発では、商業床を管理するため南口再開発事業組合が作られ、理事長になり、商店会会長は、再開発との利益相反の可能性があるため、副会長が会長に就任し、新旧の会長で事業を進めることになった。商店会会長は、新規出店店の商店会加入を勧めている。 
 中央線に面した場所に東京都の住宅供給公社の低層階の集合住宅と郵政公社の用地があった。また、南口は中野駅の正面になるが、バスターミナルが狭いため広げる構想があり、ノイビルの立地場所が、広場と交通広場になる計画である。中野駅北口には、バスターミナルはなく、南口のバスターミナルを広くすることで、利便性は向上するが、バス路線数は増加しない。理事長は、都計審の委員でもあり、グランドデザインは、協議会で決められている。グランドデザインでは、中野駅を中心に中央線と中野通りで、南側が2丁目と3丁目に、北側が4丁目と5丁目に4つに区切られているため、動線づくりが課題となっている。北の4丁目の再開発では、線路上に駅ビルができて、サンプラザ前の通りがなくなり、バスターミナルができる。
再開発ビルの地権者は、共有を含んで11名になるが、地権者で住宅等へ入居した方は2名で、権利床で入居した。住宅等の管理は、住友不動産が行っていて、賃料は高くなっている。住友不動産は、床を持っていない。南口再開発事業組合が、一括で契約しており、区切ると小さくなるため共有で床を持っている。2月29日に竣工したが、住友不動産は、入居者を全部決めていない。保証金、礼金、家賃などの設定は安かったと考えている。
住宅棟の賃貸住宅の396世帯とコ―シャハイム(東京都住宅供給公社)の200世帯が商店街のお客になる。南口には集客施設がなく、日常品等の買い物は、北口のイトーヨーカドーやライフ・ブロードウェイやその地下の西友が利用されている。
 ノイビルの解体で、南口商店街の会員数は95名から80名に減少した。再開発ビルのオーナーとテナントの関係は、オーナーが、商店会に入会して、テナント(店)側がイベント等に参加する。今回の再開発で、大きく影響を受けるのが、中野通りと再開発ビルの間にあるファミリーロードになる。









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