中小企業診断士の独り言

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ヨーロッパでのLRTの導入

2014-02-05 10:05:43 | 日記
ヨーロッパでのLRTの導入
LRT 構想はかってのチンチン電車への郷愁ではなく、人と環境にやさしい脱クルマ社会を念頭に置いて、欧米の数多くの都市で導入が進んでいるのである。
2001 年以降相次いで開業され、増大の潮流が「トラム革命」といわれヨーロッパでの超低床車両の登場がこのきっかけを創ったと考えられる。
「トラム革命」とは従来のトラム(路面電車)から、スーパー・トラムあるいはLRT といわれる新型路面電車への大転換である。LRT は「旧来のトラム・路面電車を近年のハイテク技術を使って発展させた、人と環境にやさしい近代的路面電車システム」である。超低床広扉型車両、スピードの速さ、レールの耐震ゴムまたは樹脂被服、交差点でのLRT 優先信号、および共通運賃制の採用等、ハードとソフトが一体となって、新しい交通システムとしての効果を発揮している。
1994 年11 月にフランスのストラスブールに44 年ぶりに復活した超低床車両で、未来系デザインの斬新さと中心市街地のトランジット・モール(Transit Mall)化で著しく活性化したことを全世界に大きく発信した。
トランジット・モールとは、商店街などにおいて自動車・バイクを排除し、路面電車やバスといった路面を走行する公共交通機関を導入した歩行者専用空間のことである。


富山市内のトラム



高岡駅前の万葉線



富山北口のライトレールの駅

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