活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

MOLTA出撃 城東の第九(その4)

2010-02-17 23:57:00 | 一万人の第九(音楽の海)
会名:第3回城東区「第九」演奏会
開催:2010年2月14日(日) 開場:13時  開演:14時
会場:大阪信愛女学院講堂
指揮:木村俊明
ソプラノ:井岡潤子 
アルト:田中友輝子 
テノール:小餅谷哲男 
バリトン:田中勉
管弦楽:ハーモニアス管弦楽団
合唱:城東区第九演奏会特別合唱団

主催:城東区ゆめ~まち~未来会議 TEAM Jo-9♪
共催:城東区コミュニティ強化 合唱団Jo-9♪ 大阪信愛女学院 他
協賛:社団法人城東区医師会 社団法人大阪市シルバー人材センター 他
後援:城東区役所 社会福祉法人城東区社会福祉協議会 他

スローガン:城東区1000人の歓喜が響き合う。


■2月14日(日) 午前10時

事務局からの諸注意が進む中。
平行して、立ち位置の調整も進む。

基本は、縦方向(ひな壇の上下方向)で、身長を考慮しての前後の入替が
衷心であるが。

その最中に、テノールパートの中で、第一と第二の各パートを分けようと
いう話になり。

しかも、なぜかテノールの人が一部バスの場所にいたようで、全体に
少々再編成があった。

そのおかげで。
僕の立ち位置は、ぴったりセンターとなった。

センターともなると、

 ・入場時には、先頭となる。
 ・そのために、このようなプラカード(笑)を常時携帯する必要がある。


という、重要な役目を担うこととなる。
※ ちなみに、このプラカード。ダンボール製である。


なんにせよ。
先頭を切って、入場できるということは。
とても気持ちがいいので、素直に嬉しいのである。


立ち位置調整も終了して、一旦解散。
また、1Fの食堂に戻って待機となる。

ところが、この食堂。
結構底冷えがするのである。

今日の気温が寒いのか。
ここの、コンクリの床からの底冷えが寒いのか。
はたまた、両者の相乗効果か?


ともあれ。
食堂が営業さえしていれば。
厨房から、湯気と共に暖気も広がってくれるのだろうけれど。

今は、深々とコンクリートの壁からの冷え込みが伝わってくるのみである。

余りの寒さに自販機でコーヒーでも買おうと思ったが、周囲に見つからない。

ふと見ると、ヴァニラブックス氏は携行している魔法瓶から、暖かいお茶を
美味しそうに飲んでいる。

流石だ…と感心しながらも、この冷え込みを解消する術は無いものか?と
辺りを見渡すと…。


なんと。
城東の第九は、一味違っていた!

食堂の隅に、電子ポッドとコーヒー、紅茶、日本茶。更にはのど飴やチョコ
までは置かれているではないか!


これこそは、天恵とばかりに紅茶を淹れる。

ぐびり。

う~ん。美味しい。
コーヒーは体を冷やすけれど、紅茶は温めてくれるというからなぁ。

あまりの美味しさに、もう一杯を所望。
次は、メロディアンミニのフレッシュも入れてミルクティーに。

後は、ブランデーで割れば。
ヤン・ウェンリー直伝のホットティーの出来上がりだが、流石に今は
そうもいかず。

それでも、十分手指の先まで温まってきたことに感謝。である。

※ このコーヒーには後日談があるのであるが。
  それはまた別途。


■同日 11時15分

合唱団は、全員マリアホールへ集合となる。

ここで、発声練習を行った後に。
隊列を組んで、講堂へと向かうのだ。

発声練習の先生は、初めてお会いした方。
発声方法も、知らないパターンで新鮮だった。

いつもは、隣のビアガ~デン♪だったからなぁ(笑)。
#ちなみに僕は、隣のビアガ~デン♪は大好きである。
 勿論、リアルなビアガーデンについては、言うまでもない。


ところが、この発声練習。
音響の影響もあってか、なかなか思うように声が通らないようで。
指導する先生も、様々な表現で皆の声を出させようとするが、なかなか
きれいな発声がハーモニーとならない。

ついには。
時間切れの様相を呈しながらも、終了となってしまった。

講堂への入場に向けて、ひな壇の列に沿って整列する。
場所が狭いので、曲がりくねった形にはなるが、何とか全員が隊列を
組むことに成功。

アルトの一部の方が、人数が多い関係でソリストの方の横に並ぶことに
なるため、入場時の動線について注意を受けていたが、後は特に問題無し。

いざ。
ゲネプロに向けて、出陣!である。

ホールから、一旦表に出てから講堂へと突入する。

全く。
今日が晴天であったことを、天にいるベートーベンとシラーに感謝する。

雨だったら、この入場パターンは諦めざるを得なかっただろうからなぁ。

1階入口から入った後。
テノール+ソプラノ組は、左手階段を使って2階の入口から講堂内に入る。
バス+アルト組は、当然右手である。

僕は、先頭の栄誉を担ったこともあり、胸を張り気味にして進んでいく。
我ながら単純だが。
やっぱり誰もいない空間を切り裂いていくのは、気持ちがよいのだ。

スキーで、まだ誰も入っていない雪面にシュプールを描くイメージを
想像してもらえればよいだろうか。

やがて、一行は。
階段を登り詰め、講堂入口の前にスタンバイ。

この扉の向こうで、いよいよ今日の本番に向けた最終調整が始まるのだ。


(この稿、続く)


(付記)
マリアホールの壁に貼られていた注意の張り紙。
なんか、面白いぞ。と思ったので、パチリ。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         









小澤の第九 ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》
Marita Napier(soprano),Anna Reynolds(alto),Helge Brilioth(tenor),Karl Ridderbusch(bass),Ambrosian Singers(Chorus master:John MaCarthy)
トーン

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