本番レポに入る前に、又もや少し脱線。
今まで万九って、観客としては参加したことが無かったのだけれど、
コジローさんが書かれているCHICOCO CAFEというブログで、
当日券を求められて観にこられた際の日記を拝読した。
う~ん。万九のチケットって、いつも即座に売り切れるので入手困難という
話はよく聞くけれど、当日券の入手もこんなに大変なんだ!とびっくり。
まあ座席の移動があるので、何がしかの枚数の販売は当然有るんだろう
けれど、驚いたのはそのシステム。
詳しくはコジローさんの日記を読んでいただければ分かるが、その不合理さに
愕然とすることは間違いないだろう。
#ここまで言い切って、常識だったらどうしよう…?(笑)
#でも、常識としても、やはりおかしいものはおかしい。よなぁ。
ともかくも、合唱団の僕らでは持ち得ない目線から万九をルポしてくれた
コジローさんのブログに感謝である。
さて。
本番である。
僕は決して耳がいい方ではないが、毎年オーケストラのレベルが向上して
きていると思う。
過去には結構ヒヤヒヤした感覚もあったように思うのだが、今年はそうした
ところも感じられず、非常に心地よい響きを終始楽しむことが出来た。
これは、ウィーンフィルハーモニーから元コンマスを含め5人の客演が
入ったことも大きかったのかも知れないが…。
#ただ、僕の耳はまだまだ未熟なので、まさぽんさんや南八尾電車区さん
のように、詳細な聞き分けはとても出来やしない…orz
ともあれだ。
そんな僕の耳に、今年の万九オケは、とても馴染みが良かったのだ、
ということである。
閑話休題。
二部の開始を告げるアナウンスが入り、場内の灯が落ちる。
既にオケはスタンバって、チューニングをしている。
この、さざ波のような音の広がる時間が、僕は結構好きだったりする。
やがて、コンマスが登場。
キーの最終調整をすべく、チューニングの締めを実施。
皆がピタッと合わさったところで、静かに音が吸い込まれていく。
シワブキ一つしない場内。
その中を、満を持して佐渡総監督が登場。降り注ぐ拍手を受けながら登壇。
観客席に向かって一礼の後、オケに向き合う。
場内全ての視線が、そのタクトに集中する。
そして…。
意を決したように、小さく押し出されるようにして振り出されたタクト。
その瞬間。第26回万九の演奏が、スタートした。
この、出だしのホルンの響きが大好きだ。
一人、そして又一人。まだほの暗い中、様々なところから父なる神と
進む道を求めて兄弟達が集結してくる。
実際にベートーベンがどのようなイメージを描いていたのかは分からないが、
僕がこのオープニングに感じているのはこんな情景である。
(進まないぃぃ!と思いながらも、その9へ続く)
今まで万九って、観客としては参加したことが無かったのだけれど、
コジローさんが書かれているCHICOCO CAFEというブログで、
当日券を求められて観にこられた際の日記を拝読した。
う~ん。万九のチケットって、いつも即座に売り切れるので入手困難という
話はよく聞くけれど、当日券の入手もこんなに大変なんだ!とびっくり。
まあ座席の移動があるので、何がしかの枚数の販売は当然有るんだろう
けれど、驚いたのはそのシステム。
詳しくはコジローさんの日記を読んでいただければ分かるが、その不合理さに
愕然とすることは間違いないだろう。
#ここまで言い切って、常識だったらどうしよう…?(笑)
#でも、常識としても、やはりおかしいものはおかしい。よなぁ。
ともかくも、合唱団の僕らでは持ち得ない目線から万九をルポしてくれた
コジローさんのブログに感謝である。
さて。
本番である。
僕は決して耳がいい方ではないが、毎年オーケストラのレベルが向上して
きていると思う。
過去には結構ヒヤヒヤした感覚もあったように思うのだが、今年はそうした
ところも感じられず、非常に心地よい響きを終始楽しむことが出来た。
これは、ウィーンフィルハーモニーから元コンマスを含め5人の客演が
入ったことも大きかったのかも知れないが…。
#ただ、僕の耳はまだまだ未熟なので、まさぽんさんや南八尾電車区さん
のように、詳細な聞き分けはとても出来やしない…orz
ともあれだ。
そんな僕の耳に、今年の万九オケは、とても馴染みが良かったのだ、
ということである。
閑話休題。
二部の開始を告げるアナウンスが入り、場内の灯が落ちる。
既にオケはスタンバって、チューニングをしている。
この、さざ波のような音の広がる時間が、僕は結構好きだったりする。
やがて、コンマスが登場。
キーの最終調整をすべく、チューニングの締めを実施。
皆がピタッと合わさったところで、静かに音が吸い込まれていく。
シワブキ一つしない場内。
その中を、満を持して佐渡総監督が登場。降り注ぐ拍手を受けながら登壇。
観客席に向かって一礼の後、オケに向き合う。
場内全ての視線が、そのタクトに集中する。
そして…。
意を決したように、小さく押し出されるようにして振り出されたタクト。
その瞬間。第26回万九の演奏が、スタートした。
この、出だしのホルンの響きが大好きだ。
一人、そして又一人。まだほの暗い中、様々なところから父なる神と
進む道を求めて兄弟達が集結してくる。
実際にベートーベンがどのようなイメージを描いていたのかは分からないが、
僕がこのオープニングに感じているのはこんな情景である。
(進まないぃぃ!と思いながらも、その9へ続く)
今年も一万人、お疲れさまでした
当日券の話ですが、やはり一万人の第九に関しては観客側の方って少なくて、検索しても全然でてこなかったんですよ
このイベントって、今回うちは出る側と聴く側の両方を体験することになったのですが、どちらに立っても聞こえ方が全然違うんですね
長々と失礼致しました、それではまた遊びにきたいと思います
コメント、ありがとうございます。
とともに、ごめんなさい。
本来、本文にご紹介した際に、きちんとご連絡を入れるべきだったのですが、後手に回ってしまいました。
有元節。是非味わってみてください。
病み付きになること、請負いです。
先生のHPには、そうした人たちが掲示板に群れ集っています ^^;。
後、万九を観客席側で聞く、ということも、とても興味があります。
仰るように、自席では自分のパートの声しか聞こえない、というか、聞いてないというか…という状態ですから。ハハハ。
佐渡総監督の正面あたりの一番いいところに座って、是非一万人の声に揺さぶられてみたいなあ。
もし来年落ちた暁には、トライしてみますね。
もっとも、その前に、落ち武者合唱団に参加して、歌ってからホールに入りたいですが(笑)。
それでは、失礼します。
こちらも、宜しければまたお邪魔させていただきますね。