江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

お彼岸前に 林大学頭の墓地に参る

2018年09月16日 14時15分41秒 | Weblog
新宿区市ヶ谷山伏町に江戸時代の林大学の頭の1族の墓地がある。

これが説明分である。



林羅山が徳川家の儒官となって以来、江戸幕府の官学儒学の学校の先生の1族である。当初は上野の忍ケ丘に学寮と屋敷を持っていたらしいが、その後幕府によって現在の地の新宿に牛込にうつされたもののようである。



 ペリー来航時に、幕府の役人として外交交渉をやった人も、この優秀な一族の一人である。

ここは寺でもなく、林家の下屋敷であったところで、ここに歴代林家の人たちが埋葬されている。なんでも儒教の関係者は、土葬されるようであり、現在まで450年も続いていることになる。
現在は衛生法の諸法規の関係もあり、新宿区所管の文化財となっている。



 なお話は変わるが、この大久保通の近くに市谷甲良屋敷と言う場所があり、現在は新宿区市谷柳町となっているが、江戸末期には近藤勇を師範とする天然理心流の道場がありました。

 ここから、近藤勇や土方歳三・沖田総司などのちの新選組になる面々が、浪士隊に応募して、京に上った。そして京都の治安を守るべく新選組を結成し活躍し、負けたのであります。

しかし試衛館を記念する標識等一切何もなかったです。 往時茫々。
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