江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

群馬県磯部温泉

2016年03月04日 17時43分46秒 | Weblog

昨日の夜、突然思いついて、今朝、群馬県の信越線沿いの磯部温泉に日帰り入浴をやってきました。

最近、温泉に入ってないなーと、1月の別府鉄輪湯治を思い出したわけ。

新宿から湘南新宿ラインで、大宮まで。ついで高崎まで。ここで信越線に乗り換えて(信越線というのかどうかわからない。)横川行きの電車で磯部まで行きました。信越線はアプト式電車で有名だが、新幹線開通とともに、横川で在来線は中断廃止。そこで信越線の碓井川をまたぐ煉瓦製の鉄橋が、今産業遺産として観光名物となっているが、吾輩は足がないので今回は行かなかった。

磯部駅は田舎の落ち着いた街にあり、駅から歩いて10分ぐらいで「恵みの湯」という地域の健康ランドらしいところに紹介されました。

ここは、碓井川のほとりに鎌倉時代から小さな湯があったらしいが、江戸時代天明の浅間山大噴火(1783)のとき、突然多量の温泉が噴き出し、現在まで続いている。

泉源の一つに足湯があったが、だれもいない。

日本最古の温泉記号=つまり 「逆さクラゲ」の発祥の地と唱っている。

これは江戸時代、個々の住人たちが、土地争いか水争いをして、江戸幕府の評定所に裁定してもらった時に、幕府の公式記録に 紛争解決の基準地を表示するためであろう、温泉マークが記してあったとのこと。

さらに、明治になってドイツ人ベルツ博士が世界的に優れた胃腸泉と折り紙をつけて、有名になったとか。

ほかに売りがないものだから、最古の温泉記号が看板のようだ。

あとは夏に碓井川で、アユの簗漁をしているようだが、今はシーズンオフ。

温泉は塩化温泉でまあやわらかい湯かな。なお、砂塩風呂という九州の砂蒸し流を用いているが、これは予約制で、順番が回ってこなかった。

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帰りは高崎から東京まで3時間近くかかると恐れて、新幹線で帰る。そうすると、1時間で上野まで来たから急きょ、上野で途中下車。

いつもの立ち飲み屋「きたおか」で、まず、1000円札を置いて、瓶ビールを頼む。なにがしのお釣りを置いていくから、次は「煮込み」を。これもまたなにがしの金をとり、次はイワシかアジの刺身はないかというと、今日はイワシだと。それを、となにがしの硬貨をとる。もう少し硬貨があるから、焼きとんのカシラを頼むと、10円足らないというから10円出して、結局、ビール大瓶1本、おつまみ3皿で1010円也、約25分。ここらの、価格帯相場はこんなものだ。 おいしかったよ。

後、いい気分で、アメ横の吉池の鮮魚売り場へ。マテ貝3本を買って、うちで酒蒸しにして食べた。おいしいね。マテ貝なんか知っている人は多くないぞ。

今日は、ほんとうに幸せ!

コメント
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