猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

若者たちに教わったこと~ワールドカップを見て

2013年06月06日 | Weblog

4日のサッカーアジア予選は、サッカーファンでない自分も見ていた。

日本の若者たちが、世界に負けまいとしている姿に感動した。

試合後の会見が良かった。喜びを見せないで、次の試合を「どうしたらいいのか」を語っていた。

ワールドカップで優勝するには、どうしたらいいのか?そのことばかりが語られた。

「スポーツは強くなければいけない」という原則は、どこの社会でも同じだと思う。

スポーツ、特にサッカー、野球、バレーなどの団体競技は学校教育に取り入れているのか、

「勝」への体得、そしてチームワーク作りの体験は、若者たちは我々以上だと思う。

そうでなければ、試合後のああいう言葉は出てこないはずだ。

また、サッカーという団体戦の中で、自ずとリーダーが誕生してきていると思う。

PK戦でゴールを決めた本田選手がいい例だ。

彼は若いながらもリーダーの風格を持っている一人だ。

日本が世界のリーダーシップを発揮するためには、スポーツから学ぶことがいっぱいある。

もちろん個人競技も「勝」ことが前提なので、おおいに体験して強い国を作ってほしい。

ワールドカップの試合を見ながら、「この國もまんざらではない!」と思った。